――そうなんですね。そういえば、英公共放送BBCが日本時間3月8日にジャニーズ事務所のスキャンダルについてのドキュメンタリーを放送しました。こちらも痛手はない?

城下 BBCはイギリス王室のスキャンダルも大好き。そういったセンセーショナルな番組が高く売れると思っているんですよ。この番組も「日本で売れるはず」と思って制作したのでしょう。しかし、日本ではそのネタ自体、今さら感がありますし、すでに亡くなった人のことについてあれこれ言わないという文化もある。感覚が違うのでしょうね。

――そうなんですね。3月8日には、嵐の二宮和也本人のものと思われるTwitterアカウントが出現。「第46回日本アカデミー賞授賞式」が行われた3月12日には、後輩のSixTONES・松村北斗、Snow Man・目黒蓮、Hey! Say! JUMP・有岡大貴とのツーショットを投稿し、プライベートと思われる自撮り写真も公開しています。ジャニーズってこんなにSNSを自由に活用していましたっけ。

城下 二宮さんはすでにYouTubeチャンネルで活躍しています。同じく嵐の松本潤さんもInstagramを開設していますし、個人SNSを開設するジャニーズタレントが増えています。投稿する内容はマネージャーがチェックしているのかもしれませんが、事務所としても配信ライブを行って以降、SNSをはじめインターネットツールに対して寛容になり、むしろ活用していこうという方針になりました。今でも映像や写真を勝手に使うことは禁じていますが、自分たちから発信することは構わないということなのでしょう。