スティーヴィー・ワンダー Photo: Rmv/Shutterstockスティーヴィー・ワンダー Photo: Rmv/Shutterstock

「パートタイム・ラヴァー」や「アイ・ジャスト・コールド・トゥ・セイ・アイ・ラヴ・ユー」など、多くのヒット曲で知られる、盲目の伝説的シンガー、スティーヴィー・ワンダー(72)。そんな彼の素顔に注目が集まっている。

スティーヴィー・ワンダーといえば、いつもサングラスをかけている姿が印象的だが、今回、サングラスをかけていない素顔の写真がSNS上で拡散され、彼のめずらしい姿にネットユーザーたちは大騒ぎしている。

この写真は1989年のもので、「Hall of Fame」の殿堂入りのスピーチをした時のものだと言われている。

写真がネット上でバズると、ネットユーザーたちは「生まれた時からずっとサングラスつけたままだと思っていた」「思ったよりハンサム」「サングラスしていない姿、初めて見た!」とコメントし、さまざまな反応を見せている。

スティーヴィー・ワンダーは、新生児のときに早産で生まれ、保育器内での過量酸素が原因により、未熟児網膜症(みじゅくじもうまくしょう)という病気(※)になり、生まれてすぐに目が見えなくなったという。しかし、目がまったく見えないわけではないそうだ。

※早産で生まれた新生児の眼球内で網膜血管が異常増殖する病気のこと。

幼い頃からピアノやハーモニカ、ベースを演奏し、11歳の時にモータウンのTamlaレーベルと契約したスティーヴィー。これまでに30曲以上の全米トップ10ヒット曲を世に送り出し、グラミー賞では22回の受賞歴を誇っている。