竹財が演じるのは、知博の兄・山本正海。3兄弟の長男である正海は、年が離れた知博のことを忙しい母親に変わり育ててきたこともあり、「お兄ちゃんの中では、まだ山本知博くん6歳だっ!」と、今でも無邪気な頃の知博の面影を重ね合わせて見ているなど、わが子のように溺愛している一面も。そんな弟が、会社の先輩である速見とルームシェアをすると聞いて、気が気でない。
「オファーをいただけただけで光栄です! すごくうれしかったですし、精いっぱい楽しみながら頑張りたいと思いました」と出演を喜ぶ竹財は、「台本もとても面白く読ませていただきました。テンポがいいドラマになりそうなので、一視聴者としても見るのが楽しみです。僕もあんなお嫁くんほしい」と語る。
加えて、演じる役柄には、「極度のブラコン(ブラザーコンプレックス)ですね(笑)。父親であり、母親であるという現実味を持たせるのが大変そうな役ではありますが、弟の薫と一緒に、知博のバックボーンを感じさせたいと思っています」と紹介しつつ、「女性に共感してもらえるドラマになるといいなと思っております。山本家としては、作品のいいスパイスになれるように楽しみますので、皆さまも楽しんで見ていただけるとうれしいです」とコメント。
一方、古川が扮(ふん)するのは、知博のもう一人の兄で、山本家の次男・薫。兄・正海が知博に対して心配し過ぎる姿を見て「乾いたせんべいみたいにカッチカチ。もっとこうふわふわっとラフに生きなよ」と話すなど、真逆の性格の持ち主だ。また、知博に対しても放任主義なところがあり、正海から「お前は知博を甘やかせすぎだ」とツッコまれることも。それでも独特の世界観で、いつも弟のことを気に掛けている。