地域の課題解決に向けた取り組みを展開する「縁」は、日本財団の助成で静岡県三島市に「子ども第三の居場所 ONeぴーす」を設置し、3月4日(土)にお披露目会を開催した。
子どもたちの“二つ目の家”
「子ども第三の居場所」は、すべての子供たちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的とした施設だ。日本財団が中心となって2016年より全国に開設しており、静岡県三島市に新たに「子ども第三の居場所 ONeぴーす」が設置された。
静岡県内初拠点となる同施設は、“二つ目の家”。すべての子どもたちにとって「ただいま」と帰ってこられる暖かい居場所となることを願って開設された。
同施設は、地域の人々との交流を通じて、子どもたちが人と関わる力や自己肯定感を育む手助けをするとともに、課題を抱える子どもの早期発見や見守りを行う。また、子育てに関する保護者の支援にも積極的に取り組んでいる。子どもたち個々の気持ちを尊重して孤立させず、地域全体で幸せを共有し、子どもたちが成長できる居場所を同施設は目指している。
現在は、地域の子どもたちが気軽に立ち寄れる居場所として、スタッフ3名とボランティアで平日の月・火・木曜日の13時~19時の週3日、運営している。5月には1Fにコミュニティカフェも開設予定で、子どもだけでなく、地域のたくさんの人たちが集える場所として発展していく予定とのこと。
3月4日(土)にお披露目会を開催
お披露目会では、同事業所代表理事の神尾久美子氏と責任者の小鹿政子氏が「子ども第三の居場所」事業に挑戦した思いなどを説明。その後、来賓の三島市長・豊岡武士氏、静岡県議員・伊丹雅治氏、日本財団が祝辞を述べた。
また、衆議院議員の細野豪志氏も立ち寄り、子どもたちや来賓、地域の人たちと一緒に餅つきを行うなど、温かい雰囲気のイベントとなったそう。
この機会に、静岡県内初拠点となる「子ども第三の居場所 ONeぴーす」をチェックしてみては。
■子ども第三の居場所 ONeぴーす
住所:静岡県三島市東本町1-13-18
対象者:小学生~高校生
開所日時:月、火、木曜日13:00~19:00
スタッフ:常勤職員1名+非常勤2名、ボランティアスタッフ5名
設備:1F コミュニティカフェ ※5月open予定
Instagram公式アカウント:@onepiece20220801
(オガワユウコ)