「同事務所はもともと、マスコミ対応や広報にはほとんど……というかまったく労力を割きません。2021年10月にメンバー全員の退所が発覚したヒップホップグループ・RIP SLYMEに関しても、何のアナウンスもなかった。17年の時点でPESが辞めていたことが公になったのは21年、しかも本人の口から明かされました。17年に不倫を報じられて活動休止していたSUに関しては、退所時期も不明。最後まで所属していたRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAも、“サイトからRIP SLYMEの名前が消えた”という形で、世間に退所したことが伝わったほどです」(スポーツ紙記者)

 そのため、堺の退所が大々的にアナウンスされなかったことも、ある意味“田辺エージェンシーらしい”と思われていたのだが……。

「今月11日に発売された『新潮』を読むと、同誌に直撃された田邊社長が『“独立して会社をやりたい”と彼が言うので、どうぞ、と。それだけです』『理由はわかんないよ』『もう一緒に仕事なんてできないよ』など、明らかに“快く送り出したわけではない”というニュアンスで、堺の退所経緯を語っています」(同)