一夜明け、小倉は番組プロデューサーやスタッフ、講師陣らに感謝の言葉を述べた後、「大学合格がゴールではなく、ここからが本当のスタートだと思っています!」「専門的なことも学びたいな 資格を取りたいな 大学院とかってどんな場所なんだろう 夢は広がるばかりです!」と前向きな姿勢を見せている。

 3児のシングルマザーである小倉の挑戦に、ネット上では「尊敬に値する」「本当にすごい」と手放しで賛辞が送られている。また、7日の「東洋経済オンライン」には、西岡氏が立ち上げた教育系企業の所属講師で、小倉をサポートしていた現役東大生が寄稿。「最初は中学レベルの問題も解くことができなかった」小倉が努力を重ね、学習院女子大学の補欠合格と白百合女子大の合格を手にしたことを称え、小倉が勉強を続けられたのは「多くの人に応援される受験だったから」と分析している。

「『頑張った』『努力が実を結んだ』といった論調が目立ちますが、高偏差値有名大学は軒並み不合格。唯一合格した白百合との間にはハードル的に大きな開きがある。小倉が目標に掲げていたのはあくまで早大合格だったのですから、残念ながら“失敗”に終わってしまったと言える結果でしょう。しかも早大だけの発表だったならまだしも、小倉が白百合女子大を“滑り止め”で受けたようにも見えるため、在校生やOGの心境は複雑では」(芸能ライター)