ジェナ・オルテガと、ティム・バートン Photo: Image Press Agency/NurPhoto/Shutterstock
『ビートルジュース』の続編に、ジェナ・オルテガが参加すると、The Ankerが報じている。
1988年にヒットした映画『ビートルジュース』。鬼才ティム・バートンが手がけたホラーコメディで、幽霊になってしまった夫婦が、「ビートルジュース」と呼ばれるバイオエクソシスト(生きた人間を退治するエクソシスト)に依頼して、家にやってきた一家をあの手この手で追い出そうとするストーリーだ。
続編については長年にわたりウワサされてきたが、マイケル・キートンやウィノナ・ライダーといったオリジナルキャストがカムバックする見通しとなり、ついに本格的に始動するようだ。
2022年2月には、ブラッド・ピットの制作会社「Plan B」が続編のプロデュースをすると報じられていた。
そしてこの作品には、昨年ネットフリックスで公開され大ヒットを記録したドラマ「ウェンズデー」で、主人公ウェンズデーを演じた女優のジェナ・オルテガも参加すると伝えられている。
なお、「ウェンズデー」もティム・バートンが監督を務めていることから、実現するとなれば2人がタッグを組むのはこれが2度目となる。
昨年10月、Deadline紙のインタビューにて『ビートルジュース2』についてたずねられたティム・バートン監督は、「不可能なことはなにもない」と断言。「私は、実際に撮影をしているときにしか、映画を作っているという実感がわかないんだ」と語ると、「私はすべてのものの根源に立ち戻るようにしているんだ。こういうコメントからではなくて、種から湧き上がって、成長するものなんだよ。アイデアもあるし、取り組んでいるものもあるが、まだ初期の段階だ。これからどうなるかはわからない」と、内容についての明言を避けた。
なお、続編のウワサそのものは、1990年代から存在している。出演していたウィノナ・ライダーは2013年、The Daily Beast紙に、オリジナルから数十年後という設定で続編が実現しそうだと明かしていた。
当時ウィノナは、「リメイクじゃない。27年後を舞台にしたストーリーよ」と語ると、「そして言っておかなければいけないのが、(ウィノナが演じた)リディア・ディーツというキャラクターのことが、私はとても好きだったということ。彼女は私の中でとても大きな存在だった。彼女が27年後に何をしているのか、すごく興味があるわ」と付け加えている。