「コンテンツの人気度を考えれば当然、年末の『NHK紅白歌合戦』をはじめ、音楽特番などへの出演も狙えるはずなんですが、曲はたしかに微妙。音楽番組に出たとしても、MAN WITH A MISSIONって撮影がめんどくさいんですよ……。仮面の中身は絶対見せちゃいけないのに、結構動くし、仮面の穴部分から“見えてはいけない何か”が見えちゃったりしてて。撮影は綿密な導線が必要なんで、生放送の音楽番組からは敬遠されると思います。となると、楽曲のヒットにも影響しそうですよね」(テレビ番組制作会社スタッフ)

 とはいえ、ワールドツアー上映にて長尺で聞いたファンからは、「私も初めは合わないって思いましたが、映画館で聞いたらしっくりきました」「映像付きのフル尺だと、思ったほど悪くなかった」と擁護する声も上がっているため、評価するには時期尚早ともいえそうだ。

「紅蓮華」などが大ヒットしただけに、ハードルが上がるのも無理はない。「残響散歌」も当初は「なんか違う」という反応が目立ったが、徐々にアニメとシンクロしていった経緯があるだけに、「絆ノ奇跡」も同様の流れを期待したいところだが……。