転職のプロによるアドバイス

美容師からのキャリアチェンジ、おすすめの転職先は?ー転職お悩み相談室ー
(画像=『転職の地図』より引用)

美容師からの異業種チャレンジは営業職がおすすめ

「今の自分でもできそうな仕事」という目先の理由ではなく、目指す将来像から逆算して考えることが転職活動のポイント。ビジネスパーソンとして汎用性の高いスキルが身に付き、将来にその経験が活かせるような職種を選びましょう。

一つの例として、営業職がおすすめです。

現職では美容師としてお客様のことを考えつつ、トリートメントやホームケア製品の販売で売上を伸ばすための提案もしているのではないでしょうか。

お客様のニーズに合わせた提案をしてきた経験は、営業職でも活かすことができます。一括りに営業職といっても種類は多くありますので、業界研究に行き詰った場合はエージェントを頼ってみてくださいね。

「事務プラスα」の職種を選ぼう

近年DXという言葉が急速に広まっており、「ITの普及によって機械に奪われる仕事が増えている」といった話題をきっと耳にしたことがあると思います。

一般事務職の採用ニーズが減っている昨今、バックオフィス系の職種に興味がある場合は、事務×営業、事務×経理など「事務プラスα」の職種を選びましょう。既にお持ちのPC関連の資格を活かすなら、IT事務職もおすすめです。

自身で学習することはもちろん、スキルを習得できる環境を選ぶことが今後の成長に関わってきます。ルーティンワークやデータ入力のみの職種は避け、ただ働くのではなく成長するためのステップと捉えて業務に向き合いましょう。

ライフイベントに左右されないスキルを身に付けて

人生100年時代には、長く働けるようなスキルが必要です。

例えば今後年齢を重ねた時、同じ求人に質問者様と同じスキルを持つ20代の人が応募したとします。この場合、長期的なキャリアを築く観点から若い人が選ばれ、書類選考すら通らないことも。

2020年から小学校でもプログラミング教育が始まっています。今後は学校教育にて一定のITスキルを身に付けた人材が社会に出てくるでしょう。

社会全体のITリテラシーが上がっても、高いスキルを有していれば週5日のフルタイム勤務以外にも、時短勤務など働き方を柔軟に選べる確率が上がります。

今後のライフステージの変化に備え、将来を豊かにするためにも市場価値の高い人材を目指し、自己研磨に努めましょう!


提供・転職の地図

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