さあ、そろそろ締めのお時間。最後は、恒例のアレである。

「というわけで、決めゼリフお願いしまーす。せーのっ、はっくつーにっぽーん、なかまるーじるしー!」(中丸)

 中丸が呼びかけたのに、周りにいる高校生が1人も「なかまるーじるしー!」をやってくれなかったのは異常事態だった。一瞬、犬が腕を上げかけただけで、ほかの高校生たちがまったく反応しなかったのだ。ロケの待ち時間で、テンションがゼロになってしまったのか? 

 好意的に解釈すれば、西郷どんに代表される薩摩男子には寡黙なイメージがある。つまり、最後まで役に徹し、「なかまるーじるしー!」を無視したということか? なんにせよ、あまりにも高校生たちが中丸に非協力的な予想外すぎる場面に出くわして、筆者はテレビを見ながら笑ってしまった。