福島県出身の俳優・富田望生と、宮城県出身の声優・島﨑信長が、TBS系で3月11日放送される特番「東日本大震災12年 Nスタ つなぐ、つながるSP“いのち”」(午後2:00)でナレーターを務める。
番組では、「いのちをつなぐ」人々を取材。「いのちの輝き」を感じるさまざまな物語、「いのちを守る」ための多種多様な取り組みなどを取り上げる。また、2011年に地震が起きた時刻、午後2:46には被災各地の様子を生中継で伝える。MCは井上貴博アナウンサーとホラン千秋が務め、ゲストには、宮城県出身で、小学1年生の時に被災した宮世琉弥を迎える。
ナレーターを担当する富田は、小学5年生の時に被災。地震発生時は校内の廊下にいたが、激しい揺れで教室の机の下に隠れた。同居していた曾祖母が倒れた建物や家具の下敷きになっていないか心配になり、その場で泣き出してしまったという。自宅は津波の被害を免れ、曾祖母も無事だったが、2人で強い余震におびえながら停電のため真っ暗な部屋で一夜を過ごした。翌日、福島第一原子力発電所で爆発が起きたことを知り、子ども心にとにかく大変なことが起きたと感じたという。
その後、震災の影響で親族と共に東京へ移住。地元の友人と離れ離れになり前向きになれない日々が続く中、自分を変えるきっかけになればと、俳優を目指すことになった。自らの人生を変えた震災への思いをナレーションに込めて、“いのち”の物語を伝えていく富田は「故郷と向き合う皆さまと、歩幅を合わせて大切に読ませていただきます」とコメントを寄せている。
一方、島﨑は、震災発生時は東京にいたが、震源地に近い実家の家族の安否が心配で何度も電話をかけた。しかし、全くつながらず、不安な気持ちで見たテレビの現地映像に“この世の終わりだ”と落ち込んだ。電話がようやくつながった時、返ってきた家族の明るい声に逆に元気をもらったという。その経験から“どんな時でも、落ち込むより前向きでいたい”と考えるようになった。
現在、精力的に取り組んでいる東日本大震災の支援活動を通じて、“これからよりよく生きていくため、前向きな考えを持てるようになってほしい”という思いを発信。今回、震災に向き合う“いのち”の物語を、富田と共にナレーターとして伝える。
提供元・TVガイドWeb
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