◆気になる郷敦さんの「接筆部分」

 違いと共通点以外に気になったのは、郷敦さんの激しめな接筆が見える字。「杯」や「精進」の字を見ると、“へん”と“つくり”同士で線が重なり、交差しています。

 人前に出る仕事をしている人に良く見られる筆跡ではありますが、並外れた度胸や強い正義感がある人に見られる傾向にあります。特に、自分の信念に固執しすぎると、他人が理解できないような極端な行動を取るといった性格も見られることがあり、トラブルを招きやすい筆跡です。

眞栄田郷敦さんの筆跡1
眞栄田郷敦さんの筆跡
 そもそも、“へん”と“つくり”の間は心の広さ。狭くなると頑固になったり、周りの声が聞こえなくなったりしていることが多く、私が過去に筆跡分析をした方の中にも「夫婦喧嘩が増えた」という声がありました。あえて少し間を開けて書くと気持ちに余裕が生まれるので、へんとつくりが近くなっていたら、意識すると良いでしょう。

 兄弟で結婚発表をするのは、めずらしいパターン。ですが、発表した日は父親の千葉真一さんの誕生日とのことで、2人の家族に対する愛をひしひしと感じます。素敵な若いお二人の、今後の活躍に目が離せませんね!

<文/関由佳>

【関由佳】

筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。Twitter/ブログ