フジテレビで本日3月10日放送の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(深夜0:55、関東ローカル)は、関西ジャニーズJr.を特集する第2話。前回に続いて、Aぇ! group(正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉)の仕事現場に密着する。 

 2022年7月。東京で初の単独コンサート「Summer Paradise 2022」に挑もうとしていたAぇ! groupだが、コロナ禍の影響で全公演がやむなく中止になってしまった。そして、8月。Aぇ! groupは、ジャニーズWESTの東京ドーム公演にバックダンサーとして出演。悔しさを乗り越え、彼らは再び前へ進み始める。

 正門は「いつか自分たちもドームでライブをやりたい」と大舞台への憧れを口にする。すると、時を同じくして、そんな彼らの夢に一歩近づく朗報が舞い込む。Aぇ! group初となるアリーナ公演決定が伝えられ、Aぇ! groupは自身最大規模の1万人キャパシティーのステージに挑むことに。末澤は「驚きました! 勝負の公演になると思います」と気を引き締める。草間は「会場は、僕らを見に来ているお客さんだけ…! 100%の僕らを届けたいです」と心を躍らせ、福本も「この前『サマパラ』が中止になって、落ち込んでいるというイメージを、元気にしたい」と意気込む。公演のタイトルは「西からAぇ!風吹いてます! ~おてんと様も見てくれてますねん LIVE 2022~」。事務所の先輩である、関ジャニ∞・大倉忠義は「今回は、“かっこいい”よりも“楽しい”ライブの方がいいんじゃないかな」とアドバイスを送る。

 関西ジャニーズJr.であるAぇ! groupがライブで歌う曲の中には、先輩グループの楽曲も多数ある。少年隊の「仮面舞踏会」やTOKIOの「宙船(そらふね)」などを、メンバー6人でどうパフォーマンスするかが大きな課題だ。小島は「Aぇ! groupにしかできないような、唯一無二の何かを見つけたいです」、正門も「なぜその曲をAぇ! groupが歌うのか?という意図があってこそ、演出も決まってくる」と話し、福本も「僕たちが自分の足で(ファンに)会いに行く意味を感じてもらえたら」と胸中を明かす。

 自分たちらしさに強くこだわるAぇ! group。メンバーたちに大きな影響を与えていたのは、関ジャニ∞が昨年開催したライブ「18祭」で披露した、ある曲のカバーパフォーマンスだった。佐野は「(他グループの曲のはずが)あの時間は完全に関ジャニ∞さんの曲になっていて。“自分たちにしかできない”ってこういうことか!」と衝撃を受けた瞬間を振り返る。

 一方で、小島を主導として、公演中に披露するコントの稽古も進めていく。「本気のカンフーアクションをやりたい」という彼に対して、稽古を見に来ていた関ジャニ∞・横山裕からは「笑いも1個入れてほしいな」と言う。本番に向け、小島はコントをブラッシュアップしていく。

 9月28日のライブ当日。開演直前にメンバー全員で円陣を組むと、小島が「初アリーナですよ! もっともっと騒げんだろ!」と声を上げ、Aぇ! groupは気合十分だ。“明るさ”や“楽しさ”をテーマに準備してきたライブが、いよいよ幕を開ける。

提供元・TVガイドWeb

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