ジャスティン・ビーバー(左)、ヘイリー・ビーバージャスティン・ビーバー(左)、ヘイリー・ビーバー

先日、人気音楽フェスにサプライズ登場し話題となった歌手ジャスティン・ビーバージャスティンの登場に、会場は大いに盛り上がったが、実はこのとき、場内にはジャスティンの妻ヘイリー・ビーバーをバッシングする声が飛び交っていたという。米Insiderが伝えている。

ジャスティンは、3月4日(土)、ロサンゼルスで行われた世界最大規模のHIP HOPフェス「Rolling Loud」のステージにサプライズ登場。ラッパーのドン・トリヴァーとともにコラボ曲「Private Landing」を披露した。

当日会場を訪れていた観客は、米Page Sixの取材に対し、ジャスティンのパフォーマンスについて「すばらしかった」と絶賛。「観客はみんな、彼に夢中になっていた」とも語っていた。

しかし、その一方で、ジャスティンの妻でモデルのヘイリー・ビーバーをディスる観客もいたようだ。SNS上に公開された動画には、ある男性が「ファック、ヘイリー・ビーバー!」と発すると、別の男性も「ファック、ヘイリー・ビーバー!」と絶叫。すると、それに共鳴した何人かの人物が「ファック・ヘイリー!」と同時に唱えている。

ヘイリーが罵られた理由は不明だが、米Insiderは、「ヘイリーとセレーナ・ゴメス、カイリー・ジェンナーを取り巻く進行中のドラマの最新情報」だと伝えている。

2月中旬、ヘイリーはTikTokに「『自業自得』とは言わないけど、神様のタイミングはいつだって正しい」というセリフを口パクする動画を投稿。これに一部のユーザーから、持病の薬の副作用で体型維持ができないセレーナのことを指しているではないかとの声があがったが、ヘイリーはその後、真意を説明しないまま動画を削除した。

それから約一週間後の2月21日、セレーナは自身の「まゆげ」をネタにした動画をTikTokに投稿。すると、その数時間後、ヘイリーとカイリー・ジェンナーが自分たちの「まゆげ」をドアップにした写真をSNSに公開。先述の出来事もあってか、ネット上では、ヘイリーとカイリー結託してセレーナに嫌がらせを行ったのではないかとの憶測が飛び交うこととなった。

そしてこの騒動直後、ヘイリーがセレーナの大親友テイラー・スウィフトに嫌悪感を示すような過去の動画がTikTokに再浮上。これまで、ヘイリーとの確執を否定してきたセレーナだが、この動画はさすがに許せなかったのか「とても残念だわ。私の親友(テイラー)はこの業界で最高の一人だし、これからもそうであり続ける」と、暗にヘイリーを批判するかのようなコメントを投稿すると、同日、TikTokの休止を発表した。

今回、「ファック・ヘイリー!」と叫んだ観客たちは単にヘイリーが嫌いだったのか、それともSNSイジメともとられかねないヘイリーの行動が許せなかったのかは定かではない。

いずれにせよ、「セレーナ vs ヘイリー(&カイリー)」のドラマはもうしばらく続きそうだ。