ジャスティン・ティンバーレイクとセルフィーを撮ったライアン・マッケンナ
数年前のスーパーボウルで一夜にしてスターとなった少年が、警察官に暴力をふるったとして逮捕された。そんな中、事件当時の映像が公開され、警察官の対応が物議をかもしている。
5年前、歌手のジャスティン・ティンバーレイクが、スーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスを披露した。パフォーマンスの途中、ジャスティン・ティンバーレイクとセルフィーを撮ったことで一躍ときの人となったライアン・マッケンナ(18)が、酒に酔ったうえ警察官に暴力をふるったとして逮捕された。
彼は2月11日、フロリダ州のショッピングセンターにて酒に酔い、一緒にいた友人と口論になっていたところ、かけつけた警察官に逮捕された。
そしてこのときの映像では、警察官がライアン・マッケンナの体をむりやり地面にひきたおしているように見えるのだ。
3月4日(土)、TMZが入手した映像には、ライアンが複数の警察官に囲まれて拘束される様子が記録されており、ライアンが必死に抵抗していることから、警察官が彼の腕を背中にまわそうと苦労していることがわかる。
映像内で警察官はライアンに手錠をかけようとしたがうまくいかず、一人が彼の足をひっぱり、コンクリートの地面にひき倒している。それでもライアンは腕を背中にまわそうとせず、抵抗を続けた。
報告書の中で現場に居合わせた警察官は、ライアンを落ち着かせるために体に触れたことを認めつつ、彼が警察官の手を引きはがそうとしたと主張している。その後、警察官の1人がライアンを拘束しようとした場面が、今回TMZが入手した映像だったようだ。
警察当局によると、ライアンは現在刑務所に入っており、警察官に対する暴行の重罪、逮捕への抵抗と警察官に対する公務妨害の2つの軽犯罪の罪に問われている。
なお、ライアンの母親はこの事件について、当時ライアンは酒に酔っておらず、友達とふざけあっていただけだと主張している。