ジェナ・オルテガ(左)、エマ・マイヤーズ
ネットフリックスの人気ドラマ「ウェンズデー」で主人公ウェンズデー・アダムスを演じているジェナ・オルテガ(20)が、同作の共演者エマ・マイヤーズ(20歳、イーニッド・シンクレア役)を絶賛。エマが大好きなあまり、“彼女のことをよく考えている”ことを明らかにした。
「ウェンズデー」は、1990年代に公開された映画『アダムス・ファミリー』シリーズのスピンオフ。頭脳明晰(めいせき)で皮肉屋、そしていつも暗い面持ちのウェンズデーの奇妙な学校生活に焦点をあてた同作は、配信が開始されるや大ヒットを記録。世界83ヶ国で1位を獲得したほか、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4が保持していた視聴記録を塗り替え、1週間でもっとも視聴されたネットフリックスの英語テレビシリーズにもなった。
ストーリーの序盤、高校で問題を起こし退学処分になったウェンズデー(演:ジェナ・オルテガ)は両親の母校「ネヴァーモア学園」に転校することに。そこでルームメイトとして出会うのが人狼のイーニッド(演:エマ・マイヤーズ)だ。趣味や性格がまるっきり正反対なイーニッドとウェンズデーだが、物語が進むにつれ、友情を深めていく。
6日に公開されたポッドキャスト番組「Armchair Expert」に出演したジェナは、「これまで誰かを守ろうしたことはなかった」「私はいつも彼女(エマ)のことを考えている。彼女が大丈夫なのか確かめたいだけよ」とエマに夢中なことを告白。「私たちはとても自然に仲良くなった」「彼女の周りにいると、のんびり快適に過ごせるの」と付け加えたジェナは、「ウェンズデー」をルーマニアで撮影していた際、彼女に行っていたルーティンを明かした。
「以前、ルーマニアで毎日目が覚めると、意識がまだぼんやりしている中、ボイスメモを録って、彼女に毎日新しい歌を歌って、彼女がいかに美しく、すばらしいか、彼女がいかに最高の一日を過ごせるか話していたの。他の誰にもそのような欲求や衝動を持ったことはないのだけどね」
「ウェンズデー」をルーマニアで撮影中、故郷の友人や家族を恋しく思うこともあったというジェナだが、その一方でエマを含む共演者と絆を深めていったのだという。
ジェナによれば、「ウェンズデー」の撮影中は、ジョージ・ファーマー(エイジャックス・ペトロポラス役)やパーシー・ハインズ・ホワイト(ゼイヴィア・ソープ役)と同じアパートに住んでいたと言い、彼らとも仲よくしていたそうだ。
「私の撮影が終わった後、散歩に行こうと待っていてくれたり、ディナーを作ってくれたり、アパートを掃除してくれたりした。お互いを母親のように支え合いながら、誰かが忙しいときや、何かを経験しているときは、私たちはそばにいたの」
最後に「彼女は実在の人物よ。3人ともそう。そこでできた友たちは、現時点で私の唯一の友達のようなものね」とも述べたジェナ。「ウェンズデー」といえば、シーズン2の制作が決定しているが、彼らと再び一緒の日々を過ごせることを誰よりも心待ちにしているのはジェナなのかもしれない。