「パソコンデスクが欲しいけれど、スペースがあまりない」「長時間やっていると、姿勢が悪くなる」とネットにお悩みの声があふれています。自宅のパソコン作業が増えて、注目されているパソコンデスク!選ぶ時のポイントやオススメの5つを紹介します。
パソコンデスクって必要?
みなさんは、毎日どのくらいの時間、自宅でパソコン作業をしていますか?
今の時代、調べものや動画視聴は「スマホで十分!」と感じている人も多く、「若者のパソコン離れ」という言葉が話題に上がります。
実際、総務省が調査をした「情報通信機器の保有状況(※1)」の中で発表されている「パソコン世帯保有率」は、2009年の87.2%をピークに減少傾向。
2019年には69.1%で、7割を切ってしまうという結果に。
それに比べ、スマートフォンの保有率は右肩上がりとなっており、その保有率は、2017年にパソコン保有率を超え、83.4%まで伸びました。
パソコン保有率と比べると、10ポイント以上の差をつけています。
スマホ中心の生活で、自宅でパソコン触ることが減ったと言う人も少なくないでしょう。
ところが、2020年あたりから、テレワーク(在宅勤務・リモートワーク)が導入された企業も多く、自宅のパソコンで長時間仕事をする人が増えました。
長時間パソコン作業をしていると、腰を痛めたり肩がこったりと体に不調を感じる人も。
そこで注目されているのが「パソコンデスク」です!
SNSや街中では「長時間パソコンで仕事をするためには、作業環境をきちんと整える必要がある!」という声があふれています。
これからはテレワークがどんどん普及する時代です。
今は「パソコンデスクはスペースをとるから・・・」と思っている人も、将来的に在宅勤務が増えて、パソコンデスクが必要になる日がくるかもしれません。
ネットサーフィン程度なら、時間の調節がききますが、腰が痛くても首が疲れても、やらなければいけない仕事もありますよね・・・。
少しでも楽な姿勢でパソコン作業をするために、使うスタイルに合わせたパソコンデスクを紹介します。
ぜひ、この記事を最後まで読んで、パソコンデスクを選ぶ時の参考にしてください。
パソコンデスクを選ぶ時のポイントは?
パソコンデスクを選ぶ時は、パソコンの大きさや設置する台数、パソコンの種類などでも、デスクのサイズが変わってきます。
部屋の広さやインテリアによっても左右されるでしょう。
最近では、立ったままパソコン作業をするための「スタンディングデスク」というものもあります。
使う人の身長や体型、作業スタイルなども、選ぶ時のポイントです。
パソコンデスクを購入の際に、多くの人が考慮する点を7つあげてみました。
使う人によって、優先順位が異なると思いますので、何を優先して選ぶか考えながら見てください。
①幅・奥行
パソコンデスクを選ぶ時、自分が設置する予定のパソコンサイズや台数を考えて、幅と奥行きを考えましょう。
・1台だけ置く場合と2台以上置く場合
・デスクトップパソコンかノート型パソコンか
・パソコン以外にどんなものを置きたいのか
ノート型パソコンを1台置くだけなら、コンパクトサイズのデスクでOKです。
しかし、モニターを2台置いたり、何か書類を広げたりしながら作業をする場合は、そのスペースも確保しなければいけません。
「プリンターを置きたい」「文房具類を置きたい」「オンラインミーティングの時のライトを置きたい」など、パソコン以外にデスクに置きたいものをイメージしてしましょう。
どのくらいの広さが必要なのか見えてきます。
大きなサイズのパソコンデスクを部屋に置くスペースがない場合は、コンパクトサイズの天板を選び、縦に棚がついているものなどを選ぶと良いでしょう。
必要な時にだけ出してくる折りたたみテーブルだとスペースを取らないので、部屋があまり広くない場合に検討してみてはいかがでしょうか。
②天板の厚み
きちんとしたパソコンデスクを購入すれば心配ないと思いますが、パソコンデスクにこだわらず簡易デスクで対応する場合は、必ず天板の厚みや耐荷重を確認しましょう。
あまり薄い天板だと、パソコンの重さに耐えられず、時間がたつと天板が反り返ってしまうおそれがあります。
手をキーボードに置いて作業をするため、その分多少の負荷もかかるでしょう。
安定した作業をするためにも、丈夫な天板を選ぶのがベストです。
③天板の高さ調整
天板の高さが調節できるパソコンデスクがあります。
座るイスの高さやパソコンをする時のスタイル、作業する人の身長などで、ちょうど良いと感じる高さに違いがあるため、調節できるものが良いですね。
座って作業するのか、立って作業するのか、またはその時々か・・・。
一度高さを決めてしまうと、すぐに変えられないものもあります。
必要に応じて、高さを簡単に調節できるパソコンデスクが便利です。
少しの違いで作業中の姿勢が変わりますので、自分のスタイルに合った高さが選べるパソコンデスクが注目されています。
④コンセントの有無
パソコンを置くので、コンセント付きのデスクを選ぶほうが見た目もスッキリ整いますね。
コンセント付きが当たり前と考え、確認せずに買ってしまうと、コンセントが付いていない普通のデスクを買ってしまうかもしれません。
パソコンデスクのコンセント口は、多くのケースで1つか2つ。
パソコンを何台置くか、パソコン作業中に使用する機器はあるか、といって点についても考え、必要なコンセント口数についても確認してみましょう。
設置後、遠くのコンセント口までコードを伸ばさなければいけなくなると、パソコンデスクまわりがごちゃついてしまいます。
部屋をスッキリと見せたい人は、コンセントの数やデスクの場所についても考えましょう。
⑤付属の収納
パソコン関連の小物をすべて収納できるような、収納力バツグンのパソコンデスクがあります。
収納が片側だけについているもの、両側についているもの、デザインはさまざまです。
引き出しのサイズもいろいろありますので、収納したいものがあれば、そのサイズを測ってみましょう。
パソコンで使うものはパソコン近くにまとめて収納できると便利ですね!
別に収納がある場合は、収納がついていないコンパクトなものを選ぶという選択肢もあります。
⑥材質や色
パソコンデスクの材質も種類が豊富です。
一般的に、木製やスチール製のものが多いですが、天板がガラス素材になったオシャレなものもあります。
デスクトップパソコンのような重たいパソコンを載せる場合は、ぐらついてしまうデザインではなく、丈夫で安定感のあるものを選びたいですね。
色や質感もバラエティに富んでいて、他のインテリアに合わせて選べるほどたくさんの種類があります。
パソコンデスクを置くお部屋のインテリアに合わせて、じっくり素材や色を選びましょう。
⑦組立式かどうか
買ってきたパソコンデスクを、自分で組み立てる必要があるかどうかも確認しておきたいポイント。
組み立てが苦手な人は、できるだけ簡単に組み立てられるものが良いですよね!
パソコンデスクを運んでくれた業者さんが組立てくれるようなサービスもありますので、組立て作業が苦手な人は、そういった点も確認してみてください。
スチールラックのようなものであれば、必要な道具も不要で簡単に組み立てられるでしょう。
組み立てるための広いスペースや、特別な道具が必要な場合もあります。