『アリス・イン・ワンダーランド』(写真中央)でのミア・ワシコウスカ Photo: Disney/Kobal/Shutterstock
映画『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)などの出演で知られるオーストラリアの女優ミア・ワシコウスカ(33)が、ハリウッドを離れ故郷に戻った理由を明かしている。
15歳からハリウッドで働き続けてきたミアは、ティム・バートン×ジョニー・デップがタッグを組んだ『アリス・イン・ワンダーランド』でアリス役に大抜てき。その後も、アカデミー賞にノミネートされた『キッズ・オールライト』(2010)や、『欲望のバージニア』(2012)など、複数のハリウッド作品に出演した。
最近、IndieWire誌のインタビューに応じたミアは、ハリウッドから身を引き、特定のプロジェクトだけを引き受けるようになった理由について、「私がたまに浸かったり、出たり、両方の世界のいいとこどりができれば本当にうれしいと思う。だけど、私は、単調な仕事をするような場所には絶対にいたくなかった。トレーラーの中にいる以外に、人生でもっとやりたいことがあるのよ」と回答。いまの生活には「とても満足している」とも述べた。
2008年、15歳のときに米HBOの「In Treatment」でアメリカのTVドラマデビューをはたしたミアは、それ以来ほぼノンストップで働き続けてきたという。「同じ現場に毎日毎日戻るようなライフスタイルがまったく好きじゃなかった。より大きなコミュニティから切り離されたように感じたの」と、ハリウッドのスタイルが自身には合っていなかったことを明かした。
「10年から15年間、完全に3カ月ごとに新しい街、新しい国に行って、数か月ごとに新しい学校に行くというような感じで過ごしてきた」
「特に若いときは土台がなかったから本当に大変だった。見返りがよく、やっていてすばらしい気分になるなら、それはそれで良いと思うけれど、私はそうじゃなかったの。だから、個人的なレベルで居場所を確立したかった。数週間ごとに終わる撮影現場だけじゃなくて、どこか自分が属している場所をね」
そんなミアの最新作「Blueback」は3月3日より全米で公開中。オーストラリア製作の同作にて、ミアは貴重なハタ科の魚を発見し、密猟者からその魚を守ろうとする海洋学者を演じている。
『アリス・イン・ワンダーランド』はディズニーの公式動画配信サービス「ディズニープラス(Disney+)」で配信中。
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