桜にまつわる言葉|名言

「桜」にまつわる言葉を集めました。かっこいい〜綺麗まで連想する表現をご紹介
(画像=unsplash.com Folkより引用)

最後に、桜にまつわる名言を取り上げていきます。有名な日本人が残していった名言にも桜を使ったものが多く、読んでみると心を動かされるものばかり。美しくも儚い桜のイメージに当てはまるかっこいい名言もありますよ。

綺麗に咲いている桜の花を眺めながら先人たちの残していったかっこいい名言にふれて、少し暖かくなってきた春の季節を過ごしてみてください。

戦国時代を生きた女性が残した言葉


散りぬべき 時知りてこそ 世の中の
花も花なれ、人もひとなれ

細川ガラシャ


明智光秀の娘であり、細川忠興の妻であった細川ガラシャの言葉です。細川ガラシャは安土桃山時代に生きた日本人女性。

徳川派であった細川ガラシャは、豊臣派である石田三成の陣営に人質として囚われそうになりますが、事態を察した細川ガラシャは自分で死を選びます。そのときに詠まれたのが、こちらの句でした。

「花も人も散りどきを心得てこそ美しいのだ」と詠んでいます。細川ガラシャの潔さと桜の儚さを感じる句ですね。

海軍司令官が残した言葉


咲くもよし散るもよし野の山桜、花のこころは知る人ぞ知る

東郷平八郎


こちらは、海軍司令官の長官であった東郷平八郎が小笠原長生という海軍軍人に贈った有名な句です。どちらに転んでもよいと思えるまで、自分の中で極限までやってみれば悔いは残らないという意味であると伝えられています。

句の中には、桜の名所である吉野山の桜が登場。覚悟を決めるかっこいい言葉となっています。何かの勝負や大仕事がある前に思い出して、自分を奮い立たせるときに使ってみてはいかがでしょうか。

日本人実業家が残した言葉


冬が来れば春は近い。桜は静かにその春を待つ

松下幸之助


日本の高度経済成長を支えた有名な実業家、松下幸之助が残した名言です。今もなお多くの人に読み継がれているベストセラー『道をひらく』に掲載されています。

松下幸之助は、厳しい冬の寒さに耐えて芽吹く季節を静かに待っている春の桜のように、よい時期が訪れるのを待つよう言っています。

ただ待つだけではなく、力をしっかり蓄えておくことも重要です。桜にまつわる言葉をイメージしながら、日々努力を重ねていきましょう。

桜にまつわる言葉を知って春を楽しもう

今回は桜にまつわる言葉をご紹介してきましたが、いかがでしたか?桜にはいろいろな言葉や表現があり、古くから多くの日本人に愛されてきたことがわかりましたよね。

ご紹介したもの以外にも桜に関する言葉はたくさんあり、調べてみると面白いものばかりです。暖かくなってきて春の訪れを感じたら、桜を楽しめる季節はもうすぐそこ。1年のうち少しの期間しか楽しめない儚い桜を見上げながら、今回覚えた桜の言葉を思い出してみてくださいね。

提供・Folk



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