テレビ東京では3月13日に、月曜プレミア8「再雇用警察官5」（午後8：00）を放送。高橋英樹が主演を務める、再雇用警察官が刑事の勘と人脈を武器に難事件に挑む“人生100年時代”のミステリー第5弾に、ティモンディ（高岸宏行、前田裕太）がゲスト出演する。

　「再雇用警察官」は姉小路祐の小説が原作で、身分は曖昧、昇進も関係なし、培った刑事の勘と人脈が武器の再雇用警察官・安治川信繁（髙橋）が難事件に挑む人気シリーズ。今先には、高橋のほか、神奈川県警生活安全部消息対応室の室長・芝隆之役の石黒賢、同じく室員・新月良美役の本仮屋ユイカ、安治川のめい・本条名保子役の磯山さやか、捜査一課・佐久山明弘役の林泰文も、引き続き出演する。

　そして、ティモンディの高岸と前田が、喫茶店の客役で登場。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（NHK）では高岸が仁田忠常を演じたが、今回はコンビそろってのドラマ出演となる。

　高岸は「現場にいる皆さん全員の作品に対する熱い情熱を全身で感じることができ、いるだけで元気が湧き上がってくるパワースポットと化していました！　多忙なスケジュールの中、英樹さんの方からロケ現場の土地の歴史などのお話をしてくださったり、常に温かい現場作りをしようとされている姿に、あらためて器の大きさを感じ、漢・高橋英樹のかっこよさに痺れました！」と、同じ「グレープカンパニー」に所属する高橋との共演に喜びの声を上げた。

　一方の前田は「ドラマ出演は全然慣れていませんでしたが、本人役だったということもあって、普段通りでよかったのが気楽で楽しくできました。また本人役で出られたらいいなと思います」と出演を終えホッとした様子。さらに、「普段から物理的に大きいなと思っていた高橋英樹さんが、現場だと存在感も含めて、さらに1.5倍ほど大きく見えるくらい頼もしかったです。現場では僕たちに気を使って歴史の話や演技の話などをして楽しく過ごせるようトークを回してくださっていたので、あんな先輩になれたらいいなと思います」と高橋の懐の深さに感じ入っていた。

　そんな高橋は「ティモンディはとても“芝居心”があって芝居が好きなんです。私のそばに来ると、芝居の話だけでなく、いろんな話を聞きたがりましたね。好奇心旺盛でとても真面目な印象です。私と一緒にドラマに出演したことに対して、とても喜びを感じていたように思えました。うれしかったですね」と芸能界の後輩であり、事務所の先輩でもあるティモンディとのエピソードを披露。加えて、「特に高岸くんはNHK大河ドラマにも出演して、時代劇にも興味を持っているのかなと思います。芸人として『お笑い』を原点としていても、やはり“芝居心”というのはとても大事だと思います。いろんな経験をすることで、芸人の仕事にも役立ってくれたらいいなと思っています」と述べ、エールを送った。　

　定年退職した安治川は、再雇用警察官として行方不明者が自発的か否か選別する神奈川県警生活安全部・消息対応室にいる。県警から左遷された室長・芝、新月が在籍し、主な仕事は行方不明者リストのデータ化、部屋は元倉庫という地味な部署だ。ある日、横浜東署から厄介な事案が持ち上がる。政治家一族の大学講師・行橋文夫（福士誠治）が行方不明者に。文夫の母・菊江（山下容莉枝）の父は元大臣・太造（勝部演之）、夫・繁夫（金田明夫）も神奈川県議会の議長、文夫の妻・優香里（仁村紗和）も実母が経営していた会社の社長に就任したばかりだ。しかも、文夫が姿を消したのは、その就任パーティーの日だった。そんな矢先、汐入川で発見された遺体の女性が、文夫の愛人とされる元教え子だと判明。保身のために隠蔽を画策する行橋家の圧力で、警察内に忖度（そんたく）が渦巻く中、矜持（きょうじ）を貫く消息対応室は存続の危機に陥っていく――。

提供元・TVガイドWeb

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