「吶る」を何と読みますか?

唸る・叶える・咬む、似たような漢字はたくさんありますが…

サッと読めたら、あなたはすごい!

「吶る」の読み方のヒントは?

1.「吶る」をひらがなにすると3文字になります。

2.「吶る」の類語には「口籠る」「口篭る」「つっかえる」などがあります。

3.「吶る」を英語にすると「stutter」、フランス語では「bégayer」と言います。

4.『やや吶って口重く、まじりと言う。』泉鏡花「夫人利生記」より引用

正解は…

正解は「どもる」でした!

「吶る」は吃音のこと。一般的には「吃る」と書くことが多いですね。

天才アルベルト・アインシュタインやロックスターのエルヴィス・プレスリーも吃音だったといわれています。

日本人では、政治家の田中角栄や落語家の三遊亭圓歌が吃音でした。角栄は浪花節を練習して克服したのだそう!

「吶」の音読みは「キツ」、訓読みは「吶る(どもる)」「吶う(くう)」「吶う(すう)」、漢検準1級6画の漢字です。

「吶」を使用いる日本語

哨吶(チャルメラ):先端がアサガオ状に開く木管楽器。屋台の中華そば屋などが使います。

吶吶(とつとつ)と話す:流暢でない話しぶり。途切れ途切れの調子で喋ったり語ったりするさま。