・2022年、世界的な人気を誇った韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。
・シーズン2の制作を求める声が根強い中、主演パク・ウンビンの次回作が決定。相手役のカン・テオは現在兵役中だ。
・そこで今回は、劇中でヨンウを支えた、愉快な仲間たち“5人の俳優”の近況をご紹介する。
2022年、世界的に大旋風を巻き起こした韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(ENA/Netflix/以下、ウ・ヨンウ)』。
日本のNetflix(ネットフリックス)のデイリーランキングでは、いまだトップ圏内に入る人気を見せている。
出演者には、世界に名が知られた大スターはいないものの、俳優らの高い演技力が没入感を高め、多くの韓ドラファンの心を掴んだ。
魅力的なキャラクターを演じた俳優陣は、この作品を通じて一気に知名度がアップ、ドラマや映画などで活躍している。
ウ・ヨンウ役で爆発的な人気を集めたパク・ウンビンの次期作は、『無人島の歌姫』に決まったと報じられた。
パク・ウンビンは、歌手を夢見てオーディションを受けるために上京するも、無人島に座礁。15年振りに救助され、再び歌手になるために挑戦する女性ソ・モクハを演じるという。
ヨンウの相手役を務めたカン・テオは、昨年9月20日に入隊し、現在兵役中。俳優としての復帰は、まだ当分先になりそうだ。
そこで今回は、シーズン2の制作を求める声が根強い中、劇中でヨンウを支えた、愉快な仲間たち“5人の俳優”の近況をご紹介する。
ヨンウの“サブアッパ”
まずは、ヨンウが務める弁護士事務所「ハンバダ」の上司チョン・ミョンソク役を演じた、カン・ギヨン。
ヨンウを見守る様子がまるでお父さんのようだったことから、韓国のドラマファンからは、第2のお父さんを意味する“サブアッパ”と呼ばれ、愛された。
最近は、2023年1月に韓国で公開された映画『交渉』で、ファン・ジョンミン、ヒョンビンといった韓国を代表する2代俳優と共演。アフガニスタンの路地裏で生き残った、雑草のような韓国人イ・ボンハン役を演じている。
劇中で彼は、完璧にアフガニスタン人に成りきり、公用語であるパシュトゥー語を披露。スリル溢れる状況下で見せる、彼の切迫した演技は、映画の注目ポイントの1つだそう。
同僚弁護士その1 “腹黒策士”
ヨンウに対抗意識を燃やし、陰では“腹黒策士”と呼ばれた同僚弁護士、クォン・ミヌ役を演じたチュ・ジョンヒョク。
去る2月4日には、日本で初のファンミーティングを開催。福山雅治の楽曲『milk tea』などを披露してくれたという。
次回作は、2023年放送予定のJTBC新ドラマ『秘密はない(仮題)』に出演が確定。
ドラマはフリーランス・アナウンサーの世界を描くストーリーで、彼は「国民のお婿さん」と呼ばれる人気芸能人、キム・ジョンホン役を演じる。
同僚弁護士その2 ”春の日差し”
クォン・ミヌと共に、ヨンウの同期の新人弁護士チェ・スヨンを務めた、ハ・ユンギョン。
ヨンウは、いつも明るくて温かく、思いやりにあふれたスヨンのことを”春の日差し”と表現。彼女の好演は、視聴者にも温かい印象を届けた。
次回作は、2023年上半期に放送予定のtvN新ドラマ『生まれ変わってもよろしく』。
ストーリーは、同名のウェブ漫画が原作の転生ロマンスで、シン・ヘソン、アン・ボヒョンと共演する。
あの流行ポーズの発案者
ヨンウのファンキーな親友トン・グラミ役を演じたのは、チュ・ヒョニョン。
劇中に登場する2人だけの挨拶法、「ウ to the ヨン to the ウ」、「トン to the グ to the ラミ」の掛け合いは、BTS(防弾少年団)のメンバーをはじめ、多くのスターらが真似っこ。実は彼女が、その流行ポーズの発案者である。
2022年11月から放送された、tvN(Netflix)ドラマ『エージェントなお仕事(邦題)』では、芸能事務所の新人マネージャー役を好演。
また、2023年夏に公開予定の映画『2時のデート』では、主演の少女時代(SNSD)のユナ扮するチョン・ソンジの従姉妹、チョン・アラ役を演じる。
オヤジギャグ連発の“ヒゲ社長”
最後は、ヨンウの行きつけ、グラミの勤め先でもある居酒屋マスター、“ヒゲ社長”を演じたイム・ソンジェ。
ヨンウの同僚スヨンとのお見合いシーンでは、まさかのオヤジギャグ連発で撃沈。残念ながらその後、ヒゲ社長の恋愛模様は見られなかった。
2022年は映画出演が多く、『死を告げる女(邦題)』『非常宣言』『HUNT』『共助2:インターナショナル』などの話題作に続けて出演。
2023年は、チ・チャンウクが主演を務めるDisney+(ディズニープラス)オリジナルシリーズドラマ『最悪の悪』にキャスティングされている。放送は、2023年下半期の予定だ。