日本テレビ系では4月13日から、志田未来が主演を務め、風間俊介が共演する連続ドラマ「勝利の法廷式」(木曜午後11:59=読売テレビ制作)を放送することが分かった。
「勝利の法廷式」は、親友を冤罪(えんざい)で殺人犯にしてしまい法廷を去った女性弁護士が、謎の脚本家の力を借りて、現代社会の闇を暴く完全オリジナルの劇場型リーガルミステリー。
志田が演じるのは、子役時代に培った演技力を持つも、親友を冤罪で殺人犯にしてしまった主人公である弁護士・神楽蘭。1年後、蘭と同姓同名のリーガルエッセーがネット上に掲載され、“敗けを知らない敏腕弁護士”として祭り上げられていた。一方、風間が扮(ふん)するのはそんな蘭の前に現れた、エッセーの筆者で、謎の天才脚本家・黒澤仁。蘭は親友の冤罪を晴らすため、黒澤が書く台本の力を借り、弁護士活動を再開することになる。
弁護士の蘭と脚本家の黒澤が異色のバディを組み、現代社会の不条理に巻き込まれ、悩み苦しむ依頼人たちに寄り添い、事件を解決。そこに、蘭が救えなかった親友の事件の謎と黒澤が抱えている謎。二つの謎が絡み合い、徐々に真実が明らかになり、一つの事件につながっていく。法廷という名の劇場で、筋書きを超えたドラマが展開する。
作品について「自分の言葉ではなく、脚本家に書いてもらった台本を手に裁判に挑むという、今までにない新しいドラマだと思いました」と語る志田は、「私が演じる蘭は、過去のトラウマから、法廷に立っても自分の言葉がうまく出てこなくなってしまっています。いろいろな思いを抱えながらも、法廷の場で勝つだけではなく、依頼者やその周りの方々が幸せに生きられることを願う、真っすぐで優しい女性です。人の心にしっかりと寄り添いすぎるあまり、相手に共感しすぎてしまうところもありますが、そこがまた蘭の魅力だと思いました」と演じるキャラクターの魅力を伝える。
また、「蘭は過去に子役として活躍していて、私自身と通じるものがあり、ぜひやらせていただきたいと思った作品です。20代最後の作品として、今作に参加させていただけることがとても光栄です。見てくださる方々が応援したくなるような蘭を演じられたら、と思っています」と意欲を燃やす。