みなさんは、忘れられないデートがありますか? 今回は実際にあった「デート珍事件」についてfuelle編集部が取材しました。
ふれあい動物園でのデートで、ワオキツネザルの餌付けに挑戦したところ
昔、彼氏と動物園に行った時の話です。 運悪く生理になってしまったその日、私はカバンにこっそりナプキンを忍ばせていました。 他県に遠出する長時間のお出かけだったため、足りなくなっては困ると数個まとめていました。 それが後に大変な事態を呼ぶとは想像もしていませんでした。
デート先はふれあい型の動物園。 ハムスターやウサギなどの小動物からヤギ、ロバ、キリンまで、様々な動物にエサをあげたり撫でたりできる所でした。 休日で家族連れも多く、園内はとても賑わっていました。 動物好きな私達は、大興奮で色々な動物に触れて楽しみました。
園にはサル類も何種類かいました。 オリの中へ入ればワオキツネザルにエサをあげられると言う事で、そこにもチャレンジしてみよう!という話になりました。 軍手をはめ、小さく角切りにしたりんごをカップに入れたものを手に、おそるおそるオリの中へ。 サル達は人にもよく慣れていて、好奇心も旺盛。 「エサを持っている人が入ってきた」とすぐ判ったようで、素早い動きで集まってきました。 すぐにりんごを全部持って行かれてしまっては触れ合う時間が短くなると思い、必死にカップを守りながらひと粒ずつ餌付けしていきました。 何匹もいるサル達は、いきなり肩に飛んできたり、足元に掴まったりしてきます。 どこに注意したらいいのか、軽くパニックになるような状況ながらも楽しんでいました。