◆野良猫との交流きっかけで平成22年2月22日に癒し課を設立

しやま出版
元々は犬派だったという社長の小早川さん。2匹の野良猫と出会ったことがきっかけで、猫派になったといいます。

2008年頃、しまや出版の向かいには古い空き家があり、そこに野良猫が集っていたそうです。そのうちの2匹がしまや出版の敷地に来るようになり、社員と交流が始まりました。

「当社の前を通る道は、トラックの抜け道になることが多く、事故にあって命を落とす猫を見ては、辛い気持ちになりました。この2匹だけでも不幸な目にあわせたくないという思いがあり、様子を見ながら少しずつ社内に迎え入れるようになったのがきっかけです」(小早川さん、以下同じ)

それから約2年後、和暦にすると平成22年2月22日と、なんとも語呂がいい日に「癒し課」を設立。社猫として採用された「とら主任」と「タンタン副主任」には、社員を癒すという仕事が与えられたのでした。