TBS系では4月16日に、スペシャルドラマ「TOKYO MER～隅田川ミッション～」（午後9：00）が放送されることがわかった。2021年7月クールに「日曜劇場」枠（日曜午後9：00）でオンエアされた鈴木亮平主演の本格救命医療ドラマ「TOKYO MER～走る緊急救命室～」。その劇場版が4月28日に公開されること記念して、新作ドラマが制作された。

　ドラマの舞台は、TOKYO MERという救命救急のプロフェッショナルチームで、“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称。オペ室を搭載した大型車両（ERカー）で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、いち早く救命処置を施す都知事直轄の医療チームだ。彼らの使命はただ一つ。“死者を1人も出さないこと”。

　鈴木演じる「TOKYO MER～走る緊急救命室～」のチーフドクター・喜多見幸太は、「待っているだけじゃ、助けられない命がある」という信念の持ち主。患者の命を救うため、どんな苦境にも果敢に挑み、どれほど切迫した状況でも常に冷静沈着にチームを引っ張っていく。さらに、喜多見を支える医系技官・音羽尚に扮（ふん）する賀来賢人や、循環器外科とMERチームを兼務する研修医・弦巻比奈役の中条あやみ、そして菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子ら、おなじみの豪華俳優陣が再び集結する。

　連続ドラマでは、立てこもり事件やトンネル崩落事故、爆破テロの現場にも果敢に飛び込んでいくTOKYO MERメンバーの姿が描かれ、SNS上で「ヒーロー感がすごい！」「今週も泣いた」など感動の声がもれるとともに、チームを率いる喜多見を「理想のリーダー像」だと称賛するコメントも続出。熱いチームワークで結ばれた彼らの姿と、衝撃的なストーリー展開にひきつけられた多くのファンからは、最終回放送終了後も、続編や映画化を期待する声が番組公式SNSに数多く寄せられた。

　今回はそんな熱い要望を受け、劇場版公開に先駆けて、完全撮り下ろしの新作のスペシャルドラマが決定。物語は、連続ドラマ終了時から半年後。東京の観光名所の一つである隅田川で、大型水上バスと屋形船の衝突事故が発生し、屋形船がコントロールを失って暴走する。その中には、比奈が心臓手術を担当したばかりの幼い女の子の姿もあった。喜多見率いるMERのメンバーたちは、東京消防庁の即応対処部隊と共に決死の救命作業に挑む。