Danmee(ダンミ)では、韓国スターの魅力あふれるエピソードを漫画とテキストで再構成し配信しております。今回は、“義理堅い男” パク・ボゴムのエピソードをお届けします。
世界で猛威を振るう韓国ドラマ。その人気と勢いによる、多くの韓流スターが活動の場を広げています。
その1人が、ピュアなイメージで世界の女性ファンから熱い視線を注がれている、さわやかイケメンの代名詞パク・ボゴムです。
しかし、彼に魅了されるのは、女性だけではない!“義理堅い男”として知られる性格で、多くの男性から支持されているようです。
今回は、パク・ボゴムが見せた人情味あふれるエピソードをお届けします。
パク・ボゴムとは
2011年、映画『ブラインド』でデビューしたパク・ボゴム。
ドラマと映画を行き来しながら、役者として自分を磨き上げていたパク・ボゴムに、デビュー5年目の2015年に転機が訪れます。
それは、tvNドラマ『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』への出演。本作の大ヒットにより、青春スターとして一目置かれる存在になりました。
そして、その翌年に出演した『雲が描いた月明り』が、平均視聴率23%とメガヒットを記録。青春スターからトップスターへとステータスアップを果たします。
演技力を兼ね備えた、爽やかなイケメン俳優・・しかし、彼を知る友人は、パク・ボゴムの真の魅力は「人柄」だと口をそろえて証言しています。
そうです。彼は、韓国芸能界を代表する“人格者”なのです。
2021年、ある韓国芸能界の重鎮も、彼の言動に胸を打たれたエピソードを披露してくれました。
韓国芸能界の重鎮も感動した言動とは
彼の名は、ホン・ソクチョン。
芸能人(1995年デビュー)でありながら、梨泰院などで複数の飲食店事業を展開していた経営者として知られる人物です。
大ヒットドラマ『梨泰院クラス(2020)』にも、特別出演するほど、梨泰院でいくつかの繁盛店を持つ、いわば“名物社長”です。
しかし2020年、思わぬ事態が彼を襲います。
それは、韓国だけでなく、世界の飲食店を危機的な状況に追い込んだ新型コロナウイルスの大流行。
客の足は遠のき、赤字が続くある日の事でした。
なんと、“経営危機”の噂を聞き、パク・ボゴムが友人を連れて店を訪れたのです。
パク・ボゴムは、少しでも売り上げに貢献しようと、2人だったにもかかわらずメイン料理を5品も頼み、それを平らげたようです。
さらにホン・ソクチョンが感動したのは、自身が「パク・ボゴムからお代を受け取れない」と思っていたことを予想して、先に別のスタッフを呼んで会計を済ませていた事。
ホン・ソクチョンは、このエピソードを披露しながら「こんなに心のキレイな友人が、今軍隊にいるんだ。友よ、見てるか(2021年当時、パク・ボゴムは入隊中)」と嘆いたのです。
前出のドラマ『梨泰院クラス』での共演の際に「ホンさん、今度食べに行きます」と約束したパク・ボゴム。もちろん、よくある“社交辞令”と思っていたホン・ソクチョンは、パク・ボゴムの行動に驚かざるを得なかったようです。
少しの縁も大切にする事で知られるパク・ボゴム。
「ニュースの半分が美談」と言われている理由が垣間見えますね。
(イラスト:えりりん)