Danmee(ダンミ)では、韓国スターの魅力あふれるエピソードを漫画とテキストで再構成し配信しております。今回は、BTS ジョングクの美談を元に作成したエピソードをお届けします。
世界で大人気のBTS(防弾少年団)のメンバー ジョングク。
彼はファンから“美談製造機”と呼ばれ、これまで人柄の良さが垣間見えるさまざまなエピソードを残してきました。
今回は、そのたくさんの美談の中から2021年にアメリカで起こった出来事を漫画+テキストでご紹介します。
BTS ジョングクとは
本名は、チョン・ジョングク(田柾國/전정국)。
1997年9月1日生まれの25歳で(2023年2月現在/日本年齢)、韓国を代表するボーイズグループBTSで、メインボーカルとリードダンサーを担当しています。
ジョングクは、グループ内でマンネ(末っ子)でありながらも、歌、ダンス、ラップ、スポーツ、アートなど、ほぼ全てのことを器用にこなしてしまうことから、“黄金マンネ”と呼ばれています。
それもそのはず、ジョングクはわずか15歳(日本年齢)のときにデビュー。幼い頃から、年齢や立場の違う人たちと出会い、たくさんのことを吸収してきたのではないでしょうか。
子供時代から培ってきた経験は、彼の性格にも影響しており、いつも周りのことを気にかけて、至ることろでスタッフやファンを“気遣う”シーンが目撃されています。
そこで今回は、彼のその“気遣い”が披露された、米番組の裏側で起きた“ある”エピソードをお届けします。
彼の“気遣い”がスタッフを救った!?
2021年、アメリカCBSの人気トークショー『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン(以下、ジェームズ・コーデンショー)』の人気コーナー、“クロスウォーク・ザ・ミュージカル”に出演したBTSのメンバー。
“クロスウォーク・ザ・ミュージカル”とは、赤信号で車が停車している間に、横断歩道のど真ん中でパフォーマンスをするというもので、BTSは『Butter』と『Permission to Dance』などを披露しました。
ジョングクの”気遣いシーン”が見られたのは『Butter』を披露した時のことで、その撮影現場にたまたま遭遇した、あるファンが撮影した動画がSNSで大きな話題となりました。
車が赤信号で停車すると、すかさず道路に飛び出すBTSのメンバーとスタッフ。
彼らのヒット曲『Butter』を象徴するイエローとブラックの衣装をお揃いで纏ったメンバーたちは、道路の真ん中で楽しそうにパフォーマンスを披露します。
そして彼らの後ろには、番組スタッフがこの日のために制作したであろう、“BUTTER”の看板やフライパンに見立てたトランポリンなどの大道具も用意されていました。
あっという間に信号が変わり、慌てながら歩道へと戻っていくメンバーやスタッフ。
ジョングクも走って歩道に戻りますが、車道に放置されているトランポリンの存在に気が付き、それに駆け寄ります。
そして、出演者であるにも関わらず、スタッフと一緒にトランポリンを運んだのです!
ジョングクの迅速なフォローもあり、なんとか車が走り出す前に歩道へトランポリンを運び終えることが出来たのでした。
このジョングクの気遣いを見た海外のファンは、「『ジェームズ・コーデンショー』でスタッフを手伝って、大道具を運ぶジョングク。それは彼がとても優しい男性だということを見せてくれている」「ジョングクは本当に”ベストボーイ”」「あの慌ただしい中でスタッフを助けようと体を張った姿‥純粋なジョングク」など、称賛の声が瞬く間に集結。
またハプニングが起こる直前に、ジョングクが転んでいる姿が映っていたことに気が付いた韓国ファンからは、「自分だって転んで痛かったはずなのに、気にすることなくスタッフを助けるだなんて‥優しさに輪をかけて優しい」「転んでも体を張って、どんな瞬間も最善を尽くせる”情熱男”」などの声も上がりました。
この出来事は、世界中のARMY(ファンの名称)が称賛する通り、普段から周りをよく見ている彼だからこそ、咄嗟にできた判断であり、優しさに溢れた行動ですよね!
“美談製造機”ことジョングク。
世界的スターになっても、その謙虚さを忘れない彼の“美談”はこれからも更新されていくのではないでしょうか。
編集部では、BTS ジョングクの活動に引き続き注目していきます!
(イラスト:えりりん)