クリス・パインと、ハリー・スタイルズ Photo: David Fisher/Shutterstock, David Fisher/Shutterstockクリス・パインと、ハリー・スタイルズ Photo: David Fisher/Shutterstock, David Fisher/Shutterstock

昨年9月に話題になった、ハリー・スタイルズのあの「事件」について、当事者が真相を語っている。

昨年9月、ネット上である1本の動画が議論を巻き起こした。

ベネチア国際映画祭に出席したシンガーで俳優のハリー・スタイルズが、映画『ドント・ウォリー・ダーリン』で共演した俳優クリス・パインに「ツバを吐きかけた」のではないかというものだ。

映画祭の会場に到着したハリーが、クリス・パインの隣に用意された席に座る際、クリスの方を向き、腰をかがめた動作がツバを吐いたように見えなくもなかったことから、「スピットゲート(ツバ吐き)事件」と呼ばれ注目を集めた。

そんな論争から数ヶ月が経ち、当事者のクリス本人がついに口を開いた。

3月1日(水)、クリスが応じたEsquire誌のインタビューが公開され、この中でハリーについて「とても、とても優しい男だ」と述べている。

クリスはネット上で出回った動画を見たと認めたうえで、「確かに、ハリーがぼくにツバを吐いたように見えなくもない」と語った。

クリスによるとあの日、ハリーはクリスの方に身を乗り出し、「口先だけだよね?」と言ったという。これは、『ドント・ウォーリー・ダーリン』のキャスト同士で通じるジョークのようなものだったという。

なお、クリス本人がこの件について直接言及するのは今回が初めて。動画が出回りはじめた直後は、クリスの代理人が一連の騒動を否定するコメントを出していた。

また、『ドント・ウォーリー・ダーリン』の監督を務め、当時その場にいたオリヴィア・ワイルドも、騒動から数週間後に「ハリーはクリスにツバを吐いていない」と断言していた。

さらにオリヴィア・ワイルドは、当時の騒動について、「人はどこにだってイザコザを見つけたがるという典型的な例」だと述べていた。