妊娠中のトラブルとしてよくあるのが「切迫早産」。医師から切迫早産といわれたら、どんなリスクがあるのでしょうか?この記事では、妊娠中のトラブルのひとつ「切迫早産」について詳しく解説します!日ごろからできる予防法も紹介するので、妊娠中の方や家族に妊婦さんがいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

みなさまこんにちは!

ライターのワタナベサツキです*

妊娠中は、さまざまなトラブルや体調の変化に見舞われます。

妊娠中のトラブルとしてよくあるのが「切迫早産」‥*

医師から切迫早産といわれたら、どんなリスクがあるのでしょうか?*

今回は、妊娠中のトラブルのひとつ「切迫早産」について詳しく解説します!

妊娠中の方や家族に妊婦さんがいるという方は、ぜひ参考にしてみてください**

切迫早産とは

『DRESSY』より引用
(画像=O-DAN,『DRESSY』より引用)

切迫早産とは、早産になる危険性が高い状態のことを指します!

妊娠37週0日から42週未満を正産期と呼び、妊娠の経過が順調であればこの時期に出産することになります*

早産とは、妊娠22週0日から妊娠36週6日までに赤ちゃんが産まれてきてしまうこと。

この後説明しますが、早産には大変なリスクがともないます!

切迫早産とは、この早産の期間に出産してしまう可能性が高まっているということ‥

母子ともに、早産の1歩手前の危険な状態であるということになります。

具体的には、子宮収縮が起こり子宮の出口が開きかけている状態のことで、赤ちゃんがかろうじてママのおなかにとどまっている状態のこと!

出血や破水をともなう場合もあります。

切迫早産と早産の違い

『DRESSY』より引用
(画像=O-DAN,『DRESSY』より引用)

切迫早産と早産の違いは、妊娠22週0日から妊娠36週6日の早産の時期に、赤ちゃんが産まれているかどうかです!

産まれてしまいそうな赤ちゃんがかろうじてママのおなかにとどまっている状態を切迫早産、産まれると早産ということになります。

早産について

早産とは、妊娠22週0日から妊娠36週6日の早産の時期に赤ちゃんが産まれること。

すべての妊娠のうち、約5%に起こるといわれています*

早産の赤ちゃんの体重は500g前後。 産まれてから長い間、新生児医療(新生児集中治療室での治療)が必要となります!

早産には、自然早産と人工早産の2種類あります*

自然早産とは、正産期より前に陣痛が来て出産する早産のこと。

人工早産とは、何らかの原因で子宮内で赤ちゃんが生きられなくなってしまい、人工的に出産させることを指します。

産まれた赤ちゃんが小さいほど、重篤な障害がある可能性が上がります。

なるべく早産にならないように、早期の診断と予防が大切です!

切迫早産と切迫流産の違い

『DRESSY』より引用
(画像=O-DAN,『DRESSY』より引用)

切迫早産とは早産になる危険性が高い状態のことに対し、切迫流産は流産になる危険性が高い状態のこと。

切迫早産と切迫流産は、妊娠の週数に違いがあります*

妊娠22週0日から妊娠36週6日に赤ちゃんが産まれることを「早産」というのに対し、妊娠22週未満に赤ちゃんが産まれることを「流産」といいます。

したがって、妊娠22週未満に赤ちゃんが産まれそうな状態を切迫流産と呼ぶのです!

切迫流産は流産とは異なり、妊娠が継続できている状態のこと*

切迫早産も切迫流産も「切迫」とついているので、危険が迫っているけれど妊娠が継続できているという状態を指します!

切迫早産の症状

『DRESSY』より引用
(画像=O-DAN,『DRESSY』より引用)

切迫流産の症状には個人差がありますが、主な症状は以下の通りです*

  • お腹の張り
  • お腹の痛み
  • 腰の痛み
  • 出血
  • 破水

切迫早産になると、お母さんの体は出産の準備に入ります。

中には、胎児を包んでいる卵膜が破れる「破水」がはじまってしまう場合や、定期的な子宮収縮がだんだん強くなる「陣痛」が起きてしまう場合もあります!

初期症状としては、お腹の張りや痛みを感じる方が多いようです*

破水があった場合には、すぐに入院が必要になります。

破水か尿もれか区別がつかない場合には、病院に行き診察を受けましょう!