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中国で「バーチャルキス装置」が開発され、話題となっている。
このたび、中国の技術系発明家が考案したのは、遠距離恋愛中のカップルが、シリコン製のくちびるを使うことによってバーチャルでキスすることができる装置。
このシリコン製くちびるは、センサーによって恋人のくちびるの圧力や動き、温度をシミュレートし、リアルなキスを体験できるように設計されているという。
地元紙「South China Morning Post」によると、この装置は、スマートフォンのアプリで操作が可能とのこと。
すでに1つ38ドル(約5175円)で販売されており、ECサイトでは毎月100台以上のペースで売れているという。
口コミには、大切な人との親密な時間を擬似体験できると感謝する声が寄せられている。
なお、この装置はカップルで双方同意がなければ作動しないように設計されている。送信者と受信者がそれぞれペアリングすることで初めて可能なため、受信設定をしていない人に対して一方的にキスを送ることはできない。
開発者自身も、遠距離恋愛中の彼女を思ってこの装置を考えついた。しかし、完成とともに破局してしまったという。
なんとも奇妙な見た目のこの装置に対し、ネット上ではさまざまな声があがっている。
あるツイッターユーザーは、「さて、次にリモートでできるようになるのは何だろう?」とコメント。すると他のユーザーが、「たぶん、同じこと考えてる」と続けた。
また「おバカ賞をあげたい」「モテない男子が考えそうなこと」「大人のおもちゃみたい」「遠距離恋愛はよくないって、あらためて思い知らされるな」といった辛らつな意見も。
さらには「これ、女性側が有料化してやったらすごい収入になるんじゃない?」と、別の使い方を思いつくユーザーも現れたのだった。