「初代相棒の薫が14年ぶりに復活した今シーズンですが、最終回は米沢と神戸も合流し、まさに同窓会といった様相。シリーズ終了がささやかれて久しい同シリーズですが、ネット上では『終わってほしくないけど、終わる雰囲気がすごい』『夢のような最終回だけど、ラストで右京がシリーズ終了を告げそうで怖い』と複雑な心境を吐露する『相棒』ファンも目立ちます」(同)

 『相棒』といえば、昨年11月8日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が劇場版の新作に関する“ビッグプロジェクト”について報道。水谷が「歴代の相棒が全員登場する映画を作りたい」と要望しており、芸能界を引退した成宮も含めて、スタッフが出演交渉中であると伝えていた。

「歴代相棒の名前をストーリーに入れ込んだ今回に続き、最終回では神戸と米沢が復活。結局、水谷が望んでいた“全員登場”プランが頓挫し、それに近しい方法でお茶を濁したようにも見えます。ただ、ネット上では『最終回で、享のサプライズ登場がありますように』と、あきらめていない人も散見されますが……」(同)

 まさしくシリーズ終焉の様相となってきた『相棒』。第19話の世帯平均視聴率は13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったが、最終回の数字も注目されそうだ。