トム・クルーズトム・クルーズ

トム・クルーズが『トップガン マーヴェリック』の撮影中に、現場で涙した場面があったことがわかった。

昨年公開され大ヒットを記録した、1986年公開『トップガン』の続編『トップガン マーヴェリック』。

同作で主演をつとめ、先日トーク番組「Jimmy Kimmel Live」に出演した俳優トム・クルーズは、長年続けている大胆なスタントについてや、撮影中に胸を打たれた瞬間など、作品との向き合い方を赤裸々に語った。

トムはこれまでに出演したあらゆる映画の中で、大胆なアクションを披露している。

番組内でスタントマンを使用していないことを明かしたトムは、アクションの中でも「できるもの」と「できないもの」がはっきり分かれていることを告白した。

トムによると、サメの背中に乗ったり、目隠しして飛行機を操縦したりすることはしないという。

一方、噴火している火山の上をパラセーリングしたり、ジェット噴射を背負って竜巻に潜り込んだり、ハリソン・フォードが操縦する飛行機に乗り込んだり、スピードによるものの、2つの飛行機の間をジャンプしたりすることはできるそうだ。

現在60歳になるトムだが、体が許す限りスタントは続けるつもりだという。

そんなトムは番組内で、「ガケから飛び降りることはできるけど、スノーボードはできない。左右を見ないで道路を横切るようなスケートボードの乗り方もね」と、意外にも苦手なものがあることを明かした。

また、トムは『トップガン マーヴェリック』の撮影にあたり、前作で共演したヴァル・キルマーと再会できたことが、涙が出るほどにうれしかったことも明かしている。

泣いちゃったよ。感動しちゃって」と振り返ったトムは、「彼はすばらしい俳優だからね。彼の仕事が大好きなんだ」と続けた。

さらに、「ヴァルのことはもう何十年も知っている。彼はあのキャラクターとして戻ってくるとなったら、すぐに役になりきれるほどパワフルな男なんだ。まさに『アイスマン』だった」と、共演者を絶賛した。