肌が不調だと感じる原因は、自粛期間中に生まれた未来への不安や行動が抑制されることのストレスにあるのでは? 肌と心は密接に繋がっていて、心の状態が肌に顕著にあらわれる。そんな心のダメージを感じたときは、肌のバリア機能を高めて、身も心も癒してくれるアロマ代わりにもなる美容液を取り入れて。
自粛ムードになった3月頃から、肌荒れしやすくなった人が多いのではないだろうか。かく言う私もその一人で、やたらと吹き出物が出来たり、肌がピリリと感じたりと不調が目立つようになった。
マスクでの蒸れももちろん原因の一つだと思うけど、それよりも自粛期間中に生まれた未来への不安や、行動が抑制されることへのストレスで心にダメージを負い、それが肌荒れに繋がっているのだと思う。
肌と心は密接に繋がっていて、心の状態が肌に顕著にあらわれる。イライラしたときはニキビができたり、悲しいときは肌も弱って敏感になったり。ケアの方法は全く変えていないのに心の状態一つで肌の調子が大きく左右される。
つまり美肌をつくるためには健康的な心がマスト。高い化粧品でケアをするよりも、心を健康に保つことの方が効果抜群だったりする。
自粛期間中は自分という人間と向き合うのをキツく感じたり、孤独を感じたりする人も多いと思う。それで心が不安定にならないように、自分で自分の心を健康に保てるように、2つの方法を取り入れてほしい。
1つめは、日記を書くこと。その日の出来事を記録したり感情を吐き出したりすることは、科学的にも自尊心を高めると認められていて、ハッピーな気持ちになる最高の方法。
紙のノート、アプリ、ブログなど、ツールは何でも良いから毎日書き続けることが大事。私も毎日5行くらいのちょっとした日記を書いていて、自分の心と頭の中が整理されるし、誰にも言えないことを吐露できてスッキリした気持ちになる。夜眠る前の習慣にすると気持ちをリセットできてぐっすり寝られるようになるのでおすすめ。
2つめは、気の置けない友人や家族、パートナーとコミュニケーションを密にとること。他人と疎遠になって悶々としてしまいがちな自粛期間だからこそ、電話やメール、テレビ電話を使って近況報告や相談を積極的にすること。
ただ、本当に心底辛いときは自分から言い出せなかったりするので、自分から大切な人に連絡をとって「いつでも味方でいる」と伝えることも大切。
3月以降は芸能界でも何人かが自ら命を絶ってしまい、華やかに見える人も実は裏で悩みを抱えているものだと改めて感じた。このような悲しい結末にならないように、物理的な距離はソーシャルディスタンスでも心の距離は今まで以上に近くして、大切な人を常に気にかけよう。