・NewJeans(ニュージーンズ)が、デビューして間もないにもかかわらず驚くべき快進撃を見せている。
・“芸能人には無名時代がつきもの”という公式を無視するような勢いだ。
・本記事では、彼女たちのように芸能界入りとともに人気を思うままにしたスターをご紹介。
NewJeans(ニュージーンズ)が驚くべき快進撃を見せています。
彼女たちがデビューしたのは2022年7月、まだ1年にも満たない新人です。
ところがすでにアルバム2枚が大成功を収め、YouTube(ユーチューブ)やストリーミングサービスでの再生回数も、連日各メディアが報じるほどの数字を叩きだしている状況。
またアメリカではデビュー前であるにもかかわらず、米ビルボードにランクインするなど驚異的な成績を次々と残しています。
芸能人といえば、“無名時代がつきもの”という公式を無視するかのようなすさまじい勢いです。
しかし彼女たち以外にも、韓国の芸能界にはデビューとともに人気を思うままにしたスターがいるのをご存じでしょうか。
aespa
aespa(エスパ)は、2020年にデビューするとすぐ、独特な世界感と中毒性の強い歌で世間の目を引くことに成功したアイドルグループです。
なんとデビュー日には、中国最大の音源サイトQQ Musicで“急上昇チャート”1位、“新曲チャート”では2位を獲得するなど、数多くの音源サイトにaespaの名前が。
中でもデビュー曲の『Black Mamba』は、ビルボードの“グローバルチャート100”にランクインして世界的な人気を証明しました。
BLACKPINK
BLACKPINK(ブラックピンク)は2016年に彗星のごとく登場し、デビュー曲『WHISTLE』で旋風を巻き起こしたことで有名。
当時、韓国内の主要音楽サイトのリアルタイムチャート、デイリーチャート、週間チャートの全てにランクインし、16日連続トップの地位を占領しました。
そして今日まで数々のヒット曲を世に残し、YouTubeで公開された動画の再生回数が1億回を超えるのは基本、8億回に上るものまで存在し、K-POPにおける絶対的グローバルスターとして君臨しています。
チョン・ホヨン
チョン・ホヨンは役者デビュー作の『イカゲーム (2021)』が、韓国のみならず世界中で大きな話題となり一躍スターの座を獲得したシンデレラガール。
家族のために大金が必要な切迫した状況に置かれた脱北者役を熱演し、視聴者に強い印象を残すことに成功、グローバルスターとして愛されるようになりました。
高校生の頃にモデルとして活動をはじめていたため、厳密にいえば無名時代がなかったわけではありませんが、女優としては初出演した作品でその名を世間に知らしめ、強烈なスタートを切っています。
パク・ミニョン
パク・ミニョンは、演技初挑戦作品の『思いっきりハイキック (2006)』で、脇役を担当し知られるようになった女優。
ミステリアスで“無知の代名詞”カン・ユミ役を見事に演じきり、キャラクターの人気を牽引するとともに、自身の認知度を高めることにも成功しました。
またその後は、ドラマ2作目にして『アイ・アム・セム〜I am Sam〜 (邦題/2007)』の主役に抜擢、以降『トキメキ☆成均館スキャンダル(2010)』や『シティーハンター in Seoul (邦題/2011)』、『ヒーラー〜最高の恋人〜(2014)』、『キム秘書はいったい、なぜ?(2018)』などへの出演により“ロコクイーン”の称号を得ています。
イ・ジュンギ
イ・ジュンギは、『ノンストップ4 (2003)』で端役を担当し、ドラマデビュー作品からスポットライトを浴びました。
そしてその2年後には、映画『王の男(2005)』で女形の旅芸人役を演じ、切なさを抱えた中性的なキャラクターが話題に。観客動員数1200万人という当時の最高記録を叩き出し、一躍スター俳優としての地位を確立します。
また当時、女性顔負けの綺麗なビジュアルが注目され、“美しい男”シンドロームまで巻き起こした彼。
以降、『犬とオオカミの時間 (2007)』や『イルジメ~一枝梅~(SBS)』なども話題作へと牽引し、長きに渡って韓国のドラマ界で活躍しています。
イ・スンギ
イ・スンギは、2004年に歌手としてデビュー。1stアルバムのタイトル曲『Because you’re my woman』が大ヒットし短期間で爆発的な人気を得た人物です。
歌詞が年上の女性の心を鷲づかみにする内容で、“国民の弟”という別名まで誕生、韓国の各音楽授賞式で新人賞を総なめにするほど高い支持を獲得しました。
その後、バラエティー番組やドラマ、映画など様々な分野で活躍し、真面目で好青年というイメージが強く幅広い年代から支持され続けています。
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デビューとともに、幸運にも自身の名を広めるきっかけを掴んだスターたち。
新人が続々と輩出され競争の激しい芸能界で、彼ら彼女らが今もなお活躍し続けているのは、ブレイクに胡座をかかず努力を続けてきた結果なのかもしれません。