リアーナ photo : DIGGZY/JESAL/Shutterstock
歌手のリアーナが、プライベートで毛皮のコートを着て外出。これを見た動物保護団体が、リアーナにとある贈り物をするようだ。
米TMZによるとリアーナは先日、足元まで長さのあるロングコートを着てレストランへ向かう姿がパパラッチされた。茶色のコートにTシャツとジーンズを合わせ、カジュアルながらも豪華な装い。しかし動物保護団体であるPETA(日本語名:動物の倫理的扱いを求める人々の会)が同サイトに話したところによると、リアーナが着ているこのコートは本物の毛皮であることがほぼ確実だという。
リアーナが着ていた毛皮のコート
そこでPETAはリアーナのチームに手紙を送ったそう。PETAの副会長であるリサ・ラングはこの手紙にて「母親であるあなたは、自分の家族を守りたい、自分の家族に危害が及ばないようにしたいという気持ちがどんなものなのか知っていると思います。この本能は、家族から引き離され、毛皮のために殺されるミンク、キツネ、ウサギも持っていることを理解してください」と書いたという。
「お願いだから、あなたの子供たちのためにももっと優しい世界を作る手助けをしてもらえませんか?今日から毛皮を着ないという決断をすることで」と懇願したPETA。さらに、リアーナが今もっている毛皮のコートを手放し、先日シリアとトルコで起こった大地震の被害者たちに寄贈してくれないかとオファーしたという。同団体によると、この大地震の被害者たちは深刻な寒さにさらされており、毛皮を最も必要としているからだという。
またPETAはリアーナに対し「毛皮同様に温かく、残虐性がゼロな上にオシャレ」であるフェイクファーのコートをプレゼントすると伝えたそう。
リアーナはファッションリーダーなだけではなく、自身も下着ブランドなどを手がけるクリエイター。実は過去に、自身のブランド「Fenty」からフェイクファーのコレクションを発売したことがあり、その際にはPETAから称賛され、「Compassion in Fashion Award(思いやりのあるファッション賞)」を受賞したこともある。
リアーナは今後、プライベートでも動物にやさしいファッションを取り入れるのだろうか・・・?