鹿児島県内でも人気の観光地、霧島。鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山や、鹿児島のシンボル桜島に穏やかな錦江湾(きんこうわん)などの雄大な自然に囲まれ、温泉や食、風景で人々を魅了しています。本記事では、人気店から穴場カフェまで、わざわざ行きたい霧島のランチスポットを5つご紹介します。

1 がまこう庵

自家製そばと地元食材を贅沢に楽しめる、創業47年の人気そば屋

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=食感は柔らかく、旨みとジューシーさのある宮崎県産ブランド鶏・地頭鶏(じとっこ)の炭火焼きがたっぷりのった「地頭鶏そば」(1,100円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

霧島神宮近くにある、創業47年の人気そば屋。地元・都城で栽培されたそばの実を石臼で挽き、霧島の自然の恵みである湧き水を使ってそばを打っています。自家製そばは、その日に打つ「生そば」と、麺が太くぶつぶつと切れる食感が特徴の「田舎そば」の2種類があります。
中でも「生そば」の人気メニューの「地頭鶏そば」は、10年以上愛され続ける逸品。先代から受け継いだ出汁と地頭鶏の肉汁が相性抜群のあっさりとしたスープは、冷えた体にも染み渡るコクのあるおいしさです。野菜は自家栽培のものや地元農家の食材を使用しています。

旅行中のおやつ、お土産にもぴったりな「そば屋のパン」もおすすめ

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=どこか懐かしい親しみのある雰囲気で、ゆったりとした時間を過ごせる店内、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

広々とした店内は約50席あり、テーブル席だけでなく座敷席もあるので、小さな子ども連れのお客さんも安心して食事を楽しむことができます。
店内では、九州産小麦を100%使用した、天然酵母のパンも買うことができます。地元産のジャムやあんこを使用した手作りパンを目当てに、来店されるお客さんも多いのだとか。また、手作りのお菓子や加工品、地元の名産品も多数並んでいるのでお土産選びも楽しめます。季節限定メニューのもち米と米麹で作られた「あまざけ」もおすすめです。

ご当地サポーターコメント
「地頭鶏そば」に入っているシイタケも自家製で、この土地でしか食べられない地元の味を堪能することができます。手作りパンは食後にも食べやすいサイズなので、デザート感覚でぺろりと食べられますよ。

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

がまこう庵

住所宮崎県都城市吉之元町5186
アクセスJR霧島神宮駅から車で約10分
営業時間10:00~16:00
定休日火・第1水曜(※祝日の場合は営業)、年末年始
TEL0986-33-1226
駐車場無料

2 産直レストラン「黒豚の館」

本物のかごしま黒豚料理が味わえる、行列のできる産直レストラン

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=野菜たっぷりの黒豚とん汁と漬物、地元豆腐店のおぼろ豆腐が付いた「黒豚かつ丼」(2,100円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

霧島神宮駅から車で約5分の場所にある、かごしま黒豚の産直レストラン。牧場から直送される「霧島高原純粋黒豚」は、霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」の7つ星に認定された、すぐれた肉質を誇るかごしま黒豚。おすすめの「黒豚かつ丼」は、薄付きのサクサクの衣に出汁と半熟卵が絶妙なバランスで溶け合い、一口噛むとジューシーなお肉の旨みを感じます。黒豚の素材の味を活かすため、パン粉は無糖を、出汁には砂糖ではなくザラメを使用。多数のメディアにも取り上げられている、行列のできる人気店です。

子ども連れも歓迎。お一人様から団体客まで親しみやすく明るい店内

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=かわいらしい子豚や牧場の風景など、かごしま黒豚にまつわる写真にほっこりする店内、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

店内は、広々としていてカウンター席とテーブル席、座敷の席があります。子ども用の椅子もあるので、子ども連れでも安心して利用することができます。
メニューはかつ丼の他、単品でも注文可能な「かつ定食」や「黒豚しゃぶかつカレー」「黒豚ハンバーグ」や「黒豚しゃぶしゃぶ」などがあります。一番人気は「黒豚三味かつ定食」。ヒレ・ロース・しゃぶかつの3種をよくばりに楽しめるかつ定食で、1日60食以上注文が入るほどの人気ぶり。店内には、売店スペースもあり、黒豚やソーセージなどその場で購入し、全国へ発送することも可能です。

ご当地サポーターコメント
「黒豚かつ丼」の出汁がしみ込んだサクサクのとんかつと、とろとろの半熟卵との組み合わせは最高。蓋を開けた時の出汁の香りや熱々の湯気に、より一層食欲をそそられます。

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

産直レストラン「黒豚の館」

住所鹿児島県霧島市霧島永水4962
アクセスJR霧島神宮駅から車で約5分
営業時間食事11:00~15:00、買い物11:00~17:00
定休日水曜(※祝日の場合は翌日休み)、年末年始
TEL0995-57-0713
駐車場無料

3 chichinpuipui cafe

わざわざ足を運びたくなる癒し空間で味わう、キッシュプレート

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=彩り豊かなランチプレート「本日のQuiche(キッシュ)サーモンとほうれん草」(1,280円)。この日のソースは、たまごとレモンのソース、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

霧島連山の澄んだ空気と田園風景が眺められる、霧島市国分にあるカフェレストラン。「ゲンセン霧島」にも認定された「霧島キッシュ」を含む、季節の野菜を使った、彩り豊かなランチプレートをいただくことができます。
見るだけで心躍る、デザートのように食べられる軽やかな口当たりのキッシュには、霧島の食材がふんだんに使われており、ソースも自家製。口の中いっぱいに広がる素材の味は、季節を感じるおいしさです。まるで魔法にかけられたような、幸せな時間を過ごすことができます。

おしゃれなインテリア照明とアンティーク調の雑貨が並ぶ店内

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=窓際のテーブル席は、穏やかな田園風景を眺めながらゆっくりすることができる、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

優しい明かりを灯す電球の光と、外からの自然光がほどよく交差する、落ち着いた時間が流れる店内。深く腰を掛けられるソファ席と、味のあるウッディーなテーブル席は元々小学校で使われていた配膳台だそう。
店内は倉庫をリノベーションした空間で、雑貨ショップを兼ねています。昔懐かしいアイテムや珍しいアイテムなど、老若男女問わず興味をそそる雑貨が並んでいます。また、窓からは田園風景を眺めることができ、流れる雲をぼんやりと見つめながら一息つくのにおすすめです。

ご当地サポーターコメント
「本日のQuiche」は1カットから購入することができます。テイクアウトをして、近くの公園でピクニックのお供にも最適です。

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

chichinpuipui cafe

住所鹿児島県霧島市国分上井244-1
アクセスJR国分駅から車で約10分
営業時間ランチ11:00~15:00(L.O.14:30)、ディナー18:00~21:00(L.O.20:30)
※ディナーは前日までの完全予約制
定休日火・水曜、年末年始
TEL080-4696-4190
駐車場無料

4 霧島こうじ蔵GEN

「麹」を使った料理を味わえる、麹レストラン

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=「ゲンセン霧島」最高レベルの7つ星に認定された、麹豚を使った「ハンバーグプレート」(1,320円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

鹿児島空港からほど近い麹のテーマパーク「バレル・バレープラハ&GEN」内にある、麹レストラン。鹿児島の特産品と麹を五感で楽しむことができます。「こうじを通じて人々の美と健康に貢献する」をモットーに、自社牧場で育てた麹豚を使った「ロースカツ定食」や「とんこつ煮定食」などを提供しています。
おすすめは、驚くほど柔らかくてジューシーな麹豚の「ハンバーグプレート」。自社牧場で育てられた麹豚のハンバーグは、口の中でとろけるような柔らかさ。噛むたびに旨みと肉汁があふれ出し、コクのあるデミグラスソースとの相性も抜群です。

モダンでカラフルなインテリアが印象的な店内

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=モダンでおしゃれな空間、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

こだわりのインテリアが並ぶ店内には、テーブル席と座敷席があり、和モダンな空間を楽しめます。天気が良い日はテラス席で、木洩れ日や草花に癒されながらゆったり過ごすこともできます。 食後のおすすめは、1日限定55個の「麹シュークリーム」。オープン当初から人気の麹スイーツで、フランス菓子の名店「ミシェル・ブラン」の元シェフとコラボした至極の逸品です。レストランに隣接する麹蔵や、ビールや焼酎の歴史や造り方が学べる工場も見学可能です。

ご当地サポーターコメント
麹豚を使った「ハンバーグプレート」はもちろん、お味噌汁やドレッシングにもふんだんに麹が使われています。特にお味噌汁は毎日飲んでも飽きがこないような、体の芯からぽかぽかになる奥行きのある優しい味噌の味でした。

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

霧島こうじ蔵GEN

住所鹿児島県霧島市溝辺町麓876-15
アクセス鹿児島空港より車で約1分(鹿児島空港まで送迎可能)
営業時間11:00~15:00(L.O.14:30)
定休日水曜、年末年始
TEL0995-58-2535
駐車場無料

5 スタジヲ もみの木

まるで絵本の世界のようなお菓子屋さんで堪能できる、本日のランチ

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=「本日のランチ」ほうれん草とチキンのカレー(1,000円)、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

霧島市牧園町の自然に囲まれた場所にある、古民家をリノベーションした週末営業のお菓子屋さん。旅好きの夫婦が営み、ネパールのカフェをイメージして改装しました。そんな可愛らしい店内の入り口には、焼き菓子やキッシュ、ケーキやプリンなどが並び、甘い香りが広がっています。 ランチメニューの「本日のランチ」は、タイ料理やスパイスカレーが中心で、ほうれん草とチキンのカレーは、お肉が驚くほど柔らかく、スパイスが野菜の甘みを引き立たせています。とにかく野菜がたっぷりで食べ応えがあり、体に優しく、身も心もぽかぽかになるランチメニューです。

自然光が差し込むくつろぎ空間で、一息

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=大人も子どももゆっくりくつろげる落ち着きのある空間、『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

外が見えるカウンター席や、自然光が注ぎ込むソファ席など、どの席に座っても異なる視点で景色を楽しむことができます。古民家を改造した店内は、小学校などで使われていた床板や窓などが活用されていて、どこか懐かしさを感じる空間です。
冬の間は薪ストーブが店全体を温め、食後にはホットの「カフェオレ」や「玄米キッシュ」もおすすめです。また、店内には木製のおもちゃ、外にはシーソーやブランコもあるので、子ども連れのお客さんも安心してゆっくりと過ごすことができます。

ご当地サポーターコメント
できるだけ体に優しい食材を使用した、身も心も喜ぶランチやお菓子が楽しめるお店です。とにかく、店内が可愛らしく、お一人様でもゆっくりできます。日常を忘れられるような空間で、駐車場からお店までの道のりにある綺麗な川、自然にもたっぷり癒されます。

有名店から穴場カフェまで。わざわざ行きたい霧島ランチスポット5選
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

スタジヲ もみの木

住所鹿児島県霧島市牧園町上中津川2089-8
アクセスJR霧島神宮駅から車で約10分
営業時間11:00~16:00(ランチ11:30~)
定休日月~金曜(イベント出店時)
TEL0995-78-8131
駐車場無料

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記事公開:2023/02/09

提供・星野リゾート みちくさガイド

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