近年増えている猫好き男子。犬好き男子と比べるとあまり良いイメージがない猫好き男子ですが、猫好き男子の性格・特徴・恋愛傾向などには、思っているよりも恋人として付き合いやすい要素が隠れています。もしかするとあなたは猫好き男子と相性が良い女性かもしれません。

猫好き男子と付き合いたい?

元々ペットとして人気の高かった猫ですが、近頃はより一層、猫好き男子が増えています。犬好き男子と比べて、生活面・性格面などにおいてキモい等と悪く言われやすい猫好き男子。しかし、彼らの性格や特徴、恋愛傾向には「ぜひお付き合いしたい!」という心理を働かせる奥深い魅力があるんです。

猫好き男子はキモい、だなんて言う先入観を持っている方も、この機会に視野を広げて、猫好き男子のことをもっとよく知ってみませんか?思いがけない良い出会いが生まれるかもしれませんよ。

猫好き男子の性格と特徴 9つ

猫好き男子と恋愛するためには、まず猫好き男子の性格と特徴を心得ておかねばなりません。常に比較対象とされる犬好き男子の性格と特徴も参考にしながら、猫好き男子について考察してみましょう。

ただし、今回ご紹介する猫好き男子の性格と特徴は、主に家猫を飼っている猫好き男子に当てはまるものです。野良猫派・猫カフェ派など、実際に猫を飼っていない男子は例外ですのでご注意ください。

【猫好き男子の性格と特徴①】インドア派、そして知的

猫好き男子の性格と特徴①は「インドア派」そして「知的」であること。猫好き男子はインドア派が多いです。

猫には犬のように毎日数回の散歩が必要なく、外で一緒に走り回って遊ぶということはありません。休日、犬相手ならば「外で目一杯遊ぼう!」となるところ、猫相手には「家の中で遊んだりまったりしたりしよ」という心理が働きます。猫好き男子がインドア寄りになるのは、猫の特性上必然と言えます。

猫を飼い始めてからインドア派になったという男子もいれば、元々インドア派だった男子が猫を飼い始めたというパターンもあります。猫の特性とインドアな生活スタイルの方とは相性が良いので、こちらもまた、必然的な巡り合わせと言えるでしょう。

また、猫好き男子は知的な面も持っています。インドア派なため、家でのんびり過ごすことが多い猫好き男子は、読書やパソコンが趣味という傾向が強く、自然と様々な知識を蓄えていきます。

猫好き男子となら、家でのんびり会話を楽しむ・映画を鑑賞して感想を話し合う等、知的で文化的な時間の楽しみ方ができるかもしれません。

【猫好き男子の性格と特徴②】人見知り

猫好き男子の性格と特徴②は「人見知り」であること。猫好き男子の「仲が良い」と思えるハードルが高いため、数回会った程度では仲良くはなれません。

インドア派というのも人見知りとされる理由の1つでしょう。猫好き男子は、外出して友達と遊ぶよりも家でのんびりすることが好きです。それだけなら友達を自宅へ招いて一緒に遊べば良いのですが、猫もまた人見知りな子が多いです。基本的に猫のことを第一に考える猫好き男子は、無理に他人を交えず、自宅で猫と2人きりで過ごしたがります。似たもの同士な猫とは利害が一致しているわけです。

ただし、親友と呼べるような友達が相手の場合は、自分と猫のテリトリーに入れることも厭いません。男友達・恋人問わず、自分のテリトリーに入れても良いという心理が働く相手であれば、人見知りな性格はなりを潜めます。

【猫好き男子の性格と特徴③】身だしなみに気を遣う

猫好き男子の性格と特徴③は「身だしなみに気を遣う」こと。と言っても、高級なものを身に着けるわけでも、おしゃれにポリシーがあるわけでもありません。

猫好き男子が身だしなみの中で気にするのは、主に「猫の毛」がついていないかどうか。身近に猫アレルギーの人がいることもあるため、猫アレルギーの方に配慮する意味で、出かける前に身だしなみをチェックします。その際、猫の毛がついていないか確認するついでに、服からほつれた糸が出ていないか、シミや皺がついていないか等、身だしなみに関する気付きが多くなるため、結果的に清潔感のある出で立ちに仕上がります。

猫の毛の所為で人に迷惑をかけるのを、猫好き男子は良しとしません。ただでさえ犬よりも悪く言われがちの猫。猫の不名誉につながる行為はできる限り避けようとする心理が働くのが猫好き男子です。

【猫好き男子の性格と特徴④】面倒くさがり、ときに努力家

猫好き男子の性格と特徴④は「面倒くさがり」ときに「努力家」であること。 猫を飼うと決心したとき、猫好き男子たちの胸中には、「猫は世話が楽」という心理が少なからずあったはずです。飼うなら犬より猫が言う人は、猫自体の可愛さ以外に、必ずと言っていいほど世話が楽であることを理由に挙げます。本質的に何事も「できれば楽をしたい」という面倒くさがりが多いためです。

実際、猫は犬のように1日数回の散歩が必要ないので、それだけで犬よりも猫の方が自分の生活スタイルに合うという人も多いでしょう。しかし、現実は猫の世話も犬に劣らず大変です。犬よりも猫の方が繊細ですし、上下の移動範囲も広いため、細やかな気配り・世話が必要になります。

とは言え、猫好き男子は本質としては面倒くさがりですが、「面倒くさがり」だからといって猫の世話を途中で放り出ような人はいません。面倒くさいという心理よりも「猫かわいい」という心理が勝るからです。興味があること、一度決めたことに対しては努力を惜しまないのが猫好き男子です。

【猫好き男子の性格と特徴⑤】わがまま

猫好き男子の性格と特徴⑤は「わがまま」であること。猫好き男子は、マイペースで自由気ままな猫を相手にしているため、一定以上の好意を抱いている相手のわがままは、かなり許容できる度量を持っています。

しかし一方で、相手が猫ではなく人である場合、そのわがままの許容量を相手にも求めることがあります。自分のわがままの許容量を基準に考え、相手も同じ程度のわがままなら許してくれるという心理が働くからです。

一見、空気の読めない発言や行動は、自分なら許せる範囲内のものであり、同時に相手も許してくれるだろうと想定した範囲内のものでもあります。猫好き男子自身は空気が読めない体質ではないことが多いです。

【猫好き男子の性格と特徴⑥】紳士的

猫好き男子の性格と特徴⑥は「紳士的」であること。猫は警戒心が強く、懐いてからもマイペースでベタベタしすぎない生き物です。猫好き男子はそんな猫に対して、どうしたら仲良くなれるか、どうしたら猫は喜んでくれるか、と考えながら日々接しています。そのため、進展を急がずに相手のペースに合わせることや、相手と仲良くなるために相手をよく知ろうと努力することができます。

猫好き男子のそんなところが、相手に好きを押し付けない紳士的な印象につながるようです。

【猫好き男子の性格と特徴⑦】相手の気持ちが分かろうとする

猫好き男子の性格と特徴⑦は「相手の気持ちを分かろうとする」こと。猫は言葉がない上に非常な繊細な生き物です。何事も察してあげる必要があります。そんな猫好き男子は、人間相手でも好意さえあれば相手の気持ちを悟ろうと努力してくれるでしょう。

しかし、それに慢心して好き勝手してはいけません。猫と人間は根本的に違います。猫相手であれば、相手の気持ちを察そうとした結果、たとえ検討違いであっても、言葉のない猫は言い返すことができません。最悪猫パンチが飛んでくるくらいですし、猫好き男子は猫に対して純度100%の好意しかないため、そんな猫パンチにも「しょうがないなぁ~」と猫好き男子側が折れるものです。

一方で、それが人間相手であれば話が違います。人間は言葉を持っているので、相手の気持ちを察そうとした結果が見当違いなものであれば、「そんなこと頼んでない」「なんで分かってくれないの!」と否定的な言葉をぶつけてしまう可能性があります。人間相手には猫のように「しょうがない」で済ませられず、喧嘩や別れ話に発展することも。

猫が相手だと、相手の気持ちに明確な正解がありません。猫の反応を見て、何となく正解っぽいと感じるだけです。結局のところ、猫好き男子の自己満足や決めつけであることが多いです。人間は言葉にして正解か不正解かハッキリさせるため、猫と全く同じような相手の気持ちの察し方ではうまくいかないこともあるかもしれません。

しかし、たとえ自己満足や決めつけであったとしても、相手の気持ちを想像して、分かろうとする心理自体はとても美徳であると思います。

【猫好き男子の性格と特徴⑧】ささいなことで笑顔になれる

猫好き男子の性格と特徴⑧は「些細なことで笑顔になれる」こと。猫は実物はもちろん、動画や写真でさまざまな表情を見せてくれます。世の猫好き、動物好きの心を笑顔にします。

猫好き男子は、日常の些細なことから楽しさを見出し、笑顔になれる人物です。遠くの地へ旅行したり、高級なレストランで食事をしたりという分かりやすい贅沢よりも、身近なモノで十分楽しみ、笑顔になることができます。お付き合いだけの関係なら物足りないと感じる方もいるかもしれませんが、結婚を視野に入れた時、これほど堅実なお付き合いができる相手はいないでしょう。

【猫好き男子の性格と特徴⑨】誠実

猫好き男子の性格と特徴⑨は「誠実」であること。猫好き男子の「猫を飼う・飼わない」という決断、選択はどちらにも相応の覚悟が必要です。飼うのならば、猫が生活できる環境の基盤を整えたり、食事や治療費など生涯かかる飼育費用を確保したり、とくかく猫の一生面倒見る覚悟がいります。

一方で、猫を飼わないという選択も1つの誠実さの表れです。自分の持てる力を自覚し、猫を不幸にさせないための選択とも言えます。猫が好き・猫を飼いたいという自分の欲求のみを押し付けず、相手を思いやることができる人物です。

猫を飼おうと真剣に考えたことのある猫好き男子は、誠実であることは間違いありません。容姿や外聞にとらわれず、1人の女性の本質と向き合い、その女性との相性の良さを確認し、長く付き合えるような相手かどうかを見極めようとします。複数の女性に目移りするタイプでもないでしょう。