セレーナ・ゴメス
人気歌手で女優、プロデューサーとして活躍するセレーナ・ゴメスが、再びインスタグラムでもっともフォロワー数が多い女性になった。yahoo!newsが伝えている。
これまで、インスタグラムのフォロワー数ランキングで、女性で一番のフォロワー数を保持していたのは、人気リアリティー・スターで実業家のカイリー・ジェンナーであった。
カイリー・ジェンナーの現在のフォロワー数は3億8000万人以上だが、今回、セレーナ・ゴメスが、フォロワー数3億8100万人以上を記録し、もっともフォロワー数が多い女性となった。
また、セレーナとカイリーに続き、歌手のアリアナ・グランデが3億5700万人、カイリーの姉のキム・カーダシアンが3億4600万人、ビヨンセが2億9300万人となっている。
セレーナといえば、過去に男女含め世界一のフォロワー数を記録したことがあるが、その後、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド、人気歌手のアリアナ・グランデ、元プロレスラーで俳優のドウェイン・ジョンソンに数を追い抜かれていた。
セレーナが、再び「インスタ女王」に返り咲いたことにネット上では、「世界は再びすべてが正しくなった。女王はふさわしい王座に戻った!」「ホンモノのインスタ女王が帰ってきた!」「セレーナはその地位に値する」といったよろこびのコメントを投稿している。
そんなセレーナは、何年も前からSNSがいかに有害であるか、自身の考えを語ってきている。
一時期、アンチからの心無いコメントにより精神的に疲れ、インスタグラムの更新をスタッフにまかせ、自身のスマホからはアプリを削除していたセレーナは、現在はアンチへの対処法を学んだという。
今月初めに掲載された、雑誌「Vanity Fair」のインタビューの中でセレーナは、「人々は私をブスとかバカとか言ってくるけど、もうどうでもいいの。彼らはとても具体的でイジワルな文章を書いてくるの。私はつねに泣いていた。つねに不安を抱えていた。もうどうすることもできなかった。それは私にとって時間のムダだったの」と明かしている。
つらい時期を乗り越えたセレーナにとって、SNSから距離を置いた時間はとても有益なものだったようだ。
過去にテレビ番組のインタビューの中で「距離を置いたことは、私の人生を完全に変えたわ。私はより幸せになり、より存在感を増し、より人々とつながることができるの。インターネットがどれだけ強力か理解できたし、いろんな意味で世界にとって最高のものにしてくれたわ」と語っていた。
そんなセレーナは、SNSのポジティブな面についても語っている。セレーナは、SNSはファンとつながるツールとしてはすばらしいものだと感じているという。
「SNSには、ファンとのつながり、彼らがどれだけ幸せでワクワクしているか、彼らのストーリーを見るというすばらしい部分がある。でも通常、それは(今の私にとって)フィルターを通したもの。私はシステムを作ったの。私が投稿するものは全部、まずアシスタントに送って、それから投稿してもらっているの。コメントに関しては、私のチームが励みになるようなものをいくつかまとめてくれているの」と、SNSとの上手な付き合い方を明かしている。