リーアム・ニーソンリーアム・ニーソン photo : Stephen Lovekin/Shutterstock

イギリスの人気アクションスターが、過去にジェームズ・ボンド役を断っていたことがわかった。

小説家イアン・フレミングによって1953年に創作されたこのスパイキャラクターは、1962年に同フランチャイズ初の長編映画『007は殺しの番号』で一世を風靡(ふうび)した。60年以上にわたり、25本の作品を製作し、ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナン、ダニエル・クレイグら、6人の俳優がボンド役を演じ続けてきた。ダニエルが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で最後のボンド役を終えたことで、次期ボンドは誰になるのかという話題がネットで多く議論されている。

そんな中、リーアム・ニーソンが、ローリング・ストーン誌の取材に応じ、ボンド役を過去に拒否したことを明かした。リーアムは正式にオファーされたわけではなく、ジェームズ・ボンドのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリから、興味があるかどうか連絡を受けたという。

「『シンドラーのリスト』が公開されて、バーバラ(・ブロッコリ)が僕に何度か電話してきて、興味があるかどうか聞いてきたので、僕は『はい、興味があります』と答えたんだ。そして、私の愛妻(ナターシャ・リチャードソン)が、キャロライナで撮影しているときに、『リアム、言っておきたいことがあるんだけど、もしあなたがジェームズ・ボンドを演じるなら、結婚しない』と言ったんだ。だから僕は、彼女の背中に回り込んで、銃を持つように指を動かし、ジェームズ・ボンドのテーマを口ずさんで、彼女をからかったんだ。そんなことをするのが好きだったね」と笑いながらコメントしたリーアム。今は亡き妻の一声で、ボンド役を断っていた。

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そんなリーアムが出演する最新作『ブラックライト』が、2023 年 3 ⽉ 3 ⽇(⾦)より新宿バトル 9 ほかにて全国公開される。