メーガン妃とヘンリー王子 Photo: Tim Rooke/Shutterstock
ヘンリー王子とメーガン妃の代理人が、「サウスパーク」のあのエピソードについて口を開いている。
先日、アメリカの人気風刺アニメ「サウスパーク」が、あるエピソードを公開した。「ワールド・プライバシー・ツアー」と題されたこのエピソードに登場するのは、カナダの王子とその妻。母国の女王の葬儀で、ほかのロイヤルメンバーから批判を受けた2人は、「プライバシーがほしい」「私たちを見ないで」と書かれたプラカードを掲げながら、トーク番組に出演。さらに回顧録「Waaagh」を出版して世間の注目を集めようとする。
2人の行動はエスカレートし、ついにはプライベートジェットに乗ってプライバシーを求める旅に出る。最新的に行き着いたのはこのアニメの主人公カイルが住む架空の街「サウスパーク」だ。
ここで「プライバシーがほしい」「私たちをほっといて」と書かれた横断幕を掲げた豪邸に暮らし始める夫妻だが、自宅で花火を打ち上げたり、パーティーを開いたりと大騒ぎ。この行動が住民たちの怒りを買い、距離を置かれてしまうというストーリーだ。
物議を呼んでいるのは、このエピソードに登場したカナダの王子とその妻が、イギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃にソックリだったことだ。王子は赤髪のカーリーヘア、妻はメーガン妃の服装を完全に再現している。また、トーク番組への出演や回顧録の出版など、この2人が元ネタとなっていることは明らかだった。
そして、放送された内容は2人にとってあまりに屈辱的なものだったため、エピソード公開直後から、ネット上では夫妻が肖像権をめぐって訴訟を起こすのではないかとウワサされていた。
巷では、ヘンリー王子とメーガン妃が「サウスパーク」側を訴えるのではないかとの噂も広がっているが、夫妻の代理人は米ピープル誌に対し、「はっきり言ってナンセンス。まったく根拠のない話で、つまらない報道です」と、訴訟に発展する可能性は否定した。