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フェイスブック」や「インスタグラム」に有料プランが導入されることがわかった。

SNS「フェイスブック」や「インスタグラム」を運営するメタ社CEOのマーク・ザッカーバーグは2月19日(日)、同SNSの有料会員サービスを新規導入すると発表した。月額料金を支払うことで、青いチェックマーク(認証マーク)が得られるという。

有料会員サービス「Meta Verified」は、ウェブ版で月額11.99ドル(約1614円)、iOS版で月額14.99ドル(約2018円)で提供される予定で、まずオーストラリア版とニュージーランド版での提供をスタートした後、順次エリアを拡大していくという。

マーク・ザッカーバーグは発表の中で、「政府が発行した正式なIDでアカウントを確認し、青いバッジを手に入れることで、なりすましアカウントの発生を防止し、カスタマーサポートにも直接アクセスできるようになります」とその意義を訴えた。

ザッカーバーグによると、カスタマーサポートへの直接アクセスにはそれなりのコストがかかるという。その分を月額料金からの収入で補う考えのようだ。

SNSの有料化に関しては、ツイッター社が先駆けて行っていることでも知られている。同社が昨年11月から導入している「ツイッターブルー」も、料金を支払うことによって青い「認証バッジ」を得られるようになっているのだ。

昨年、ツイッター社を買収したイーロン・マスクは、契約を結んだ直後に「ツイッターブルー」の展開を発表した。当時、彼はツイッターが広告主の流出により「大幅な収益の減少」に直面していると述べていた。

なお、メタ社もこの1年半、経済的な問題を抱えており、ここ数か月で11,000人もの大幅な人員整理を発表している。