マーク・ハイマン医師
徹底した健康管理により、実年齢より20歳若い生物学的年齢をほこる医師が話題となっている。
アメリカのマーク・ハイマン医師は、現在63歳。しかし食生活や運動といった健康第一の生活を送ることにより「生物学的年齢」を43歳にキープしているという。
そんなマーク・ハイマン医師がこのたび、著書「Young Forever: The Secrets to Living Your Longest, Healthiest Life」を出版し、この中で健康寿命を伸ばすヒケツを紹介している。
ハイマン医師は毎朝のルーティンとして、朝6時に起きて、20分間の瞑想(めいそう)を行う。その後、コーヒーを飲んだり日記を書いたりして過ごすと、30分間の筋トレを行うそうだ。
筋トレの汗を流すべくシャワーに入った後は、3分間水風呂に入るという習慣も欠かさない。水風呂は血行を良くし、痛みを軽減するだけでなく、気分を良くする効果も期待できるとされている。
ハイマン医師は朝の30分間も含め、1日のうちに3時間程度運動することを目標としているという。
Daily Mail紙の取材に対し「運動は記憶力を強化し、我々をよりシャープに、より幸せに、より活発にしてくれる」と語ったハイマン医師は、「精力的な運動は、精神安定剤よりも気持ちを落ち着かせてくれるんだ」と続けた。
もちろん運動だけではない。ハイマン医師の朝食は「ヘルシーエイジングシェイク」と呼ばれるもので、プロテインやベリー類、チアシードなどが入ったタンパク質と脂質がバランスよく摂れる特製スムージーだ。
- Mark Hyman, M.D.ハイマン医師はInsider紙に対し、「もっとも重要なのは運動と、健康的な脂質、植物性食品を使った食事だ」と語ると、「いくらサプリメントを使っても、それらに代わるものはない」と日々の食生活の大切さを訴えた。
ハイマン医師はこれらに加え、夜間にじゅうぶんな睡眠を取ることも重要であると呼びかけている。