好きだけど付き合えない…それってなんで!?こんなこと言われたら、女性からすると不可解この上ないですよね。男性の「好きだけど付き合えない」という言葉には、どんな理由や本音が隠されているのでしょうか?複雑な男性心理を7つに分けて読み解いていきます。
好きだけど付き合えない…それって私の勘違いなの?
彼に「君のこと好きだな」と告白に近いことを言われた。
そこで「じゃ付き合いましょう!」と言ったら、彼から浴びせられた一言が「好きだけど付き合えない」。
「どうして…?」とパニックになる気持ちはわかります。だって、両想いならすぐにお付き合いに発展するのが自然ですものね。
それに、そんな中途半端な返事だと真意がわからないし、何事もなかったかのようにふるまうことも難しいし、何より「勘違いだったの?」と、自分の気持ちがモヤモヤしちゃいますよね。
「好きだけど付き合えない」 このセリフの裏には、複雑な男性心理や本音が潜んでいます。
似たようなセリフでお付き合いを断られたことがある人も、なかなかお付き合いに発展にしない人も、「好きだけど付き合えない」と言う男性がどのような心理でいるかチェックしてみてください。
次にあなたがとるべき行動がわかるかもしれませんよ。
好きだけど付き合えない男性心理①
好きという気持ちだけで盛り上がれる恋愛初期は、ふたりで経験することすべてがとにかく楽しいもの。
しかし月日が経つにつれて、どんどん将来について意識するようになっていきます。そうすると、結婚を視野に入れてお付き合いを深めていくこともあるでしょう。
ただ、もし結婚が考えられないのなら、待っているのは別れです。
好きだけど結婚を考えられるほどの経済力がない。「それなら最初から付き合わない方がおたがい幸せ。だから付き合えない」と思ってしまうようです。若ければ若いほど、この悩みは深くなるようです。
こうした、彼に男性としての自信がないといった場合は、女性が「私もいっしょにがんばるよ!」と彼の手をとってあげることで、即座に解決するかもしれません。
おたがいにどんな困難も乗り越えるという覚悟があれば、きっとうまくいくでしょう。
好きだけど付き合えない男性心理②
時代がいくら男女平等になってきたとは言え、お付き合いするとなれば、男性側に責任や義務が生じるのは昔と変わらない点です。
「まだまだやりたいことがある」「ひとりの方が楽」「縛られたくない」などと男性が考えているとすれば、女性とのお付き合いは非常に重いものになります。
だって、デートに出かけたり普段の連絡を取り合ったりするなど、ある程度の時間も体も制限されてしまうのですから。
もし「彼の連絡が少ないと不安になる」というのであれば、お付き合いはやめておいた方がいいでしょう。彼に自分の要望をせがんだところで、「好きだけど付き合えない」という考えはそんな簡単にはひっくり返りません。
あなたが自分の趣味や時間を満喫できる大人の女性であるなら、持ちつ持たれつでちょうどいいかもしれません。
「私は自分のペースで楽しんでいる」ことをアピールできれば、彼の心はなびきやすいと言えます。
好きだけど付き合えない男性心理③
「前の彼女との別れ方がひどかった」「元カノに浮気されたことがある」
こうして過去に女性トラブルで深く傷ついたことのある男性はトラウマを抱え、女性と簡単に付き合えない心理になっていることがあります。その経験が「好きだけど付き合えない」という考えに直結するようです。
それに自分のことを好きと言ってくれる女性に対して、そんなひどい経験があるなんてそうそう言えないもの。
この場合、「私が彼の傷ついた心を癒してみせる!」と意気込むよりは、長期戦で少しずつあなたとの思い出に切り替えていくのが賢明と言えます。そのうち彼も「前の恋愛とはちがう」と頭が切り替わっていき、「あなたを大切にしなければ」と思うようになります。
もしあなたにも恋愛において傷ついた経験があるなら、そのことを彼に話してみましょう。似たような経験を共有することで同士のような結びつきが生まれ、仲が深まっていくかもしれませんよ。
好きだけど付き合えない男性心理④
「好きだけど付き合えない」というからには、彼とあなたとの間には友達や知り合いといった関係が成立しているのでしょう。
そして、今の関係性が男性にとって心地よいものであればあるほど、残念ながら付き合う理由は存在しなくなります。ただ単に両想いというだけなら、何をするのも自分の自由だし、連絡せずにふくれっ面されることもありません。
何より、他の女性と遊んだとしても咎められることもありません。
付き合いが始まると今の生活は一転、相手に気を遣わなければならないし、やることも考えることも増えていきます。要するに、いろいろと面倒くさくなっていくのです。
「そんな状態になってまで付き合いたいか?」と考えたときに、どうしても「今のままの方がいい」という気持ちに傾いてしまうのでしょう。
だけど「おたがい好きなんだ!」という確信だけはあって、恋愛の醍醐味であるドキドキ感は味わえるわけです。こんなおいしい話はありませんよね?
そうして「好きだけど付き合えない」という結論に落ち着いてしまうのです。
好きだけど付き合えない男性心理⑤
男性の本能として、一度に数人の女性を好きになるということはよくあることです。「好き」の大きさに程度の差はあれど、ある意味仕方がないことなのです。
ですが、当然のことながら女性としてはおもしろくないですよね?男性からすると、正直に「君のことは好きだけど、他にも気になる人がいるから付き合えない」とはとてもじゃないけど言えません。
場合によっては、「同じぐらい好きだけど、どっちかと付き合えないなんてヤダな~」ぐらいに考えているかもしれません。
必死でどちらの女性にしようか品定めしている最中かもしれませんし、本命がある程度決まっており、告白してダメだった場合を見越してキープしておきたい、という思いが渦まいているのかもしれません。
いずれにしても、都合のいい女にだけはならないように注意してくださいね。
好きだけど付き合えない男性心理⑥
勇気をふりしぼって告白したのに、「ゴメン、好きだけど付き合えない」と言われてあえなく撃沈。ショッキングな出来事であることはまちがいなく、そんなときあなたは「男はひとりじゃない!次でがんばろう!」と思えるでしょうか?
失恋は一時的にしろ、自分が全否定されたような気持ちになってしまいます。
ですが、男性としてはその女性を恋愛対象として見れないこともあります。
勇気いっぱいに告白してくれたとしても、気持ちに応えられない場合はどうしてもお断りしなければなりません。
そうして迷いに迷った結果、出てきたセリフが「好きだけど付き合えない」になるわけです。男性なりに精一杯あなたに対して気を遣った結果なのです。
ちなみに、その男性がダメだったからと言って、すべての男性がダメというわけではありませんし、あなたに否があるわけでもありません。一時失恋の涙を流したら、次の恋を探してがんばりましょう!
好きだけど付き合えない男性心理⑦
「仕事や勉強ができない」「経済力がない」「センスがわるい」「つまんない」…自分に自信をもてない男性は思いのほか多いのかもしれません。
そうした自信のなさは、女性との付き合いにも反映されてしまいます。せっかくいっしょにいるのに「自分といてもつまんないでしょ?」「仕事できないなんてカッコわるいよね…」など、ネガティブな発言をしてしまいがちになります。
まわりから見て「そうでもないよ」という状態であったとしても、男性自身が自分の魅力に気づけずにいる場合もあります。本当の自分を知られたくない」という心理がはたらいて、女性に対して「好きだけど付き合えない」ということになるのです。
そんなときは、あなたが彼のステキなところを見つけてあげましょう。「すでにいいところはたくさん知ってる」というのであれば、大げさなぐらいにほめるのもいいでしょう。
そうして自信と自己肯定感を取り戻した彼は、だれよりもステキな王子様に変身するかもしれませんよ!