後悔しない注文住宅マニュアル
整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストぱぱらくさんの家づくりで後悔したくない人に役立つ情報を紹介しています。家づくりで悩まれている方は必見ですよ!
今回は「間取りでありがちな失敗」についてご紹介します。
『間取りでありがちな失敗』を7つご紹介
住んでみたら想像以上に狭い
間取り図から正確に広さをイメージできる人はほとんどいませんし、「広さ」というのは人それぞれ感覚が違うものです!
家具を低めにまとめると広く感じますし、壁の色・窓の有無によっても感じ方が全然変わってきます。
誰でもできるおすすめの方法は「収納に余裕があるか」を確認するということで、これだけでも「住んでみたら狭い」を減らすことができます。
吹き抜けで暖房がきかない
吹き抜けは「やって良かった」という人と「やらなきゃ良かった」という意見が分かれますね。
デメリットは暖かい空気が上に行ってしまう事による「冬の寒さ」が1つ、もう1つは1階のテレビの音が2階の寝室まで聞こえてくる「防音性能の低さ」。
あとは吹き抜けスペースの分だけ2階の延べ床面積が狭くなってしまう事ぐらいでしょうか。
家事動線をあまり考えてなかった
家事は毎日の事なので、めちゃくちゃ考えておくと◎
特に「洗濯→物干し→取り込み→衣類収納」までは、毎日+かなり負担の高い家事なので、できるだけ家事動線を短くしておきましょう。
リビングが外から丸見え
リビングが道路に面していてずっとカーテンを閉めとかなきゃいけない…という後悔はよく聞きます。
他にもベランダがお隣さんと同じ高さで同じラインにあると、洗濯物を干すタイミングで目があってしまうことも!
外からの見え方、お隣さんやお向かいさんからどう見えるか考えておきましょう。
ロフト・屋根裏収納が使えない
実はよく聞くこの失敗談。
子供の遊び場や収納にと思って採用する方もおられますが、
- 夏に暑くて、冬は寒い(ロフト用のエアコンが必要)
- 本などを収納しても全く読まない
- はしごを使うので「しまう・出す」作業が大変・危険
という理由から、「つけたけど失敗したな~」という声も多いです。
コストはやはりかかってくるので、「まぁつけておくか」ぐらいの安易な気持ちでつけてしまうと、将来使わなくなってしまう可能性大です