Danmee(ダンミ)では「K-POPファンのリアルな実態を知りたい!」と、推し疲れについてを調査。「癒しをくれるはずの推しが、疲労感を与える存在となった経験がある?」でアンケートを実施してみました。どんな結果が出たのでしょうか?


“推し活”について行われたある調査で、韓国俳優やアイドルを応援する割合は、全体の16%。これは、6番目に多い数字だといいます。

最近では、K-POPにハマる若年層も増えており、その規模はさらに大きくなると予測されています。

しかし、カテゴリーでいうと「海外の芸能人」。

言葉や文化も違えば、メディア露出も少ない。それに、会える機会も多くないので、日本の俳優やアイドルを応援した経験を持つ人なら、ある種、虚しさも感じざるを得ないようです。

66%のファンが推し疲れを経験

その現状が反映されたのでしょうか、Danmee編集部で行ったアンケートでは、“推し疲れ”を経験した事があるとの意見が66%に達するという結果となりました。

●投票期間:2023年2月7日~2月14日
●有効投票数:283票
●投票ページ:韓国俳優&K-POPアイドルに ‘推し疲れ’ をした経験が「ある」or「ない」?

同アンケート調査は以下のようになりました。

-推し疲れを経験したことある:66.4%(188票)
-推し疲れを経験したことない:33.6%(95票)

なぜ推し疲れを感じるのか?

同アンケート調査に参加したファンのコメントから、推し疲れを経験した理由が伺えたので、ご紹介します。(テキストの一部省略)

ー会えないストレスー
まずは、会える機会が少ないとの声。

今までのアーティストとは距離が近く、認識もされていたのに、今のアーティストはファンが多すぎて距離が遠くなり寂しく感じます。有名なのは嬉しいですが、その分遠くなるのが寂しいですね。。。(ID: 366c46)

コロナ前はコンサ-トはFC入っていれば、そんなに落選したことなかったのに、コロナ後はFC入っていても全公演落選ってなんなの?(ID: 07314d)

韓国に何回も行きました。中々逢えずにいました。活動も少なくて必死に追いかけていました。東京ドームでのイベントで間近に逢えて私の推し活は終わりました。(ID: 5fafbb)

fc特典が無いくらいチケットが手に入らない。コンテンツが多すぎて、ハイテクに追いつかない。(ID: 38ceae)

年に数回程度のコンサートやイベントも、ファンによるチケットの取り合い・・コロナ禍以降は、しばらく会っていない推しを一目見ようと、エントリーが殺到する状況となり、チケットはさらに入手困難の状態です。

このような経験が重なると、「どうせ会えない」「時間と努力の無駄」という気持ちになり、ストレスや疲労を感じてしまうようです。

ーコンテンツの量に追いつけないー
次は、オンラインで溢れる、コンテンツの量。

自主コンテンツの多い韓国スターの場合、様々なSNSプラットホームを駆使し、大量のコンテンツを配信しています。

ただ、「見なきゃ」という、ある種の義務感が芽生え、疲労を感じるケースも。

供給が多いのはとっても嬉しいですが、追いつかないことはあります汗・・決してストレスではないです!(ID: 9a4dfe)

コンテンツが多くて、追いつくのが大変で疲れちゃうときがたまにあります…(ID: 3adef0)

学校の勉強で忙しい自分にとっては、コンテンツが多すぎてついていくことが出来なかった。(ID: 0f9592)

しかも、コンテンツは主に韓国語。推しがリアルタイムで楽しげに話すエピソードは、まったく内容不明でモヤモヤが募ると吐露するファンもいるようです(一部のプラットホーム)。

もちろん「それこそが、海外スターを応援する醍醐味」「SNSなどで、リアルタイムで(内容を)教えてくれる人が多い」と反論する人も少なくないです。

が、それも本気度次第。中には、自主コンテンツを見るのを諦めたら、翌日SNSで話題となっている事に気づき、後悔する人もいるようです。

ーその他ー
やはり、時間や金銭といった、現実的な問題も疲れを感じる理由のようです。

特に、子供を持つ女性の中では、子育てのために推し活を断念したとの声も。

子育てと推し活 どうして子育てを優先にするので推し活ができなく推しを追えない。色々うらやましいこともあるけどわが子の為 今は子育て頑張る!(ID: 2d4429)

推し活・・疲れはあるけど、幸せが大きい
今回のアンケートに寄せられた数々のコメントの他にも、SNSでもたくさんのご意見をいただきました。

共通した意見としては「疲れはあるが、幸せが大きい」という意見。

推し疲れで日々の疲れがぶっ飛ぶ(ID: 3c18f8)

日々の疲労を忘れさせる、人生における“活力のもと”として推し活を続けるファンが多いという事を、改めて感じさせてもらいました。

アンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。