『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でキャシーを演じるキャスリン・ニュートン(右)
2月17日(金)より全国公開されているマーベル映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。『アントマン』シリーズとしては、第3弾となる同作にて、ポール・ラッド演じるアントマン/スコット・ラングの愛娘キャシー役に、新たな女優が起用されていることをあなたはご存じだろうか。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ5の第一作目となる『アントマン&ワスプ:クアントマニア』にて、キャシー・ラングを演じているのは、キャスリン・ニュートン(26)という女優だ。
ちなみに、幼少時代のキャシー役は子役のアビー・ライダー・フォートソン(14歳、出演作『アントマン』『アントマン&ワスプ』)が、サノスの“指パッチン”から5年後のキャシーはエマ・ファーマン(21歳、出演作『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』)が演じていた。
監督のペイトン・リードが明かしたところによれば、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でのキャシーの年齢は「18歳」という設定だという。一見、エマ・ファーマンの方がキャシーの年齢に近いため、彼女が引き続き演じれば良いのではないかと思ってしまうが、なぜキャシー役がエマよりも年上のキャスリンに渡ってしまったのだろうか。
配役が変更された経緯には、『エンド・ゲーム』でのエマ演じるキャシーのシーンが数シーンしかなかったこと、これから先のMCUでは、キャシーというキャラクターがこれまでよりもはるかに大きな役割を担うためだと考えられている。
報道によると、いずれキャシーはMCUの“ヤング・アベンジャーズ”に加わることが決まっていると言い、マーベルはこのキャラクターを、より経験豊富な女優に演じてもらいたかったのかもしれない。
エマは『エンド・ゲーム』の前後にいくつかの仕事に携わっている。一方、キャスリンは現時点で『パラノーマル・アクティビティ4』(2012)や『名探偵ピカチュウ』(2019)など、いくつかの大ヒット映画に出演しているほか、「ビッグ・リトル・ライズ」「スーパーナチュラル」といった人気ドラマにも出演している。
マーベル側はキャシー役を演じる女優が代わったことについて一切語っていないが、米JustJaredJr.は、単純に“知名度”と“経験”が関係しているのだろうと伝えている。
映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は絶賛公開中。