ナイル・ホーランと、ケイティ・ペリー Photo: Jordan Strauss/Shutterstock, Image Press Agency/NurPhoto/Shutterstockナイル・ホーランと、ケイティ・ペリー Photo: Jordan Strauss/Shutterstock, Image Press Agency/NurPhoto/Shutterstock

人気ボーイズ・グループ ワン・ダイレクションのメンバーで、現在ソロアーティストとして活躍するナイル・ホーランは、今でもケイティ・ペリーに心から感謝しているようだ。

先日、ナイル・ホーランは、ジェームズ・コーデン司会の人気トーク番組「The Late Late Show」に出演した。ナイル・ホーランはこの日、俳優のオーランド・ブルームとともにゲストとして呼ばれた。

オーランド・ブルームといえば、ケイティ・ペリーの長年のパートナーとして知られている。ナイルにとってケイティは恩人であり、番組の中でそのエピソードを披露した。

ナイル・ホーランは、16歳のときにイギリスの人気オーディション番組「Xファクター」に出場。その際、ゲスト審査員としてナイルをジャッジしたのがケイティ・ペリーだった。

「Xファクター」では審査員が4人おり、3人以上から「イエス」の返答をもらわないと次のステージへ進むことができない。このとき、ナイルは1人の審査員から「ノー」と言われており、次へ進めるかの最終判断はケイティにゆだねられていた。

ナイルのパフォーマンスを見たケイティは、「成功するためには、もっと経験が必要」と厳しいコメントを口にしつつも、「イエス」と回答。結果的にナイルはこのオーディションを通じてワン・ダイレクションのメンバーとなり、世界的に有名になった。

当時のオーディションについてナイルは「ステージに上がっている間、僕はずっと『わあ、ケイティ・ペリーだ!って思っていた。あれはサイモン・コーウェルだ!』って興奮していたよ。まるでポストカードを見ているようだった。テレビでずっと見ていたから、現実とは思えなかったんだ」と、運命の瞬間を振り返った。

そして、ナイルは「ケイティに救われた」と語る。「ただただ、呆然とするばかりだった。この後、何が起こるかわからなかった。でも、もしケイティがいなかったら今の僕はいないから。今でもケイティに会うと感謝の抱擁をしているんだ」と、今でもケイティに感謝し続けていると明かした。