ワイキキ西部にあったカジュアルアメリカンダイニングのトニーローマ。その跡地に日本でもおなじみのファミリーレストランがオープンする予定です。今回は閉店したトニーローマと、オープンすればワイキキに3店舗目となるファミリーレストランについてお話しします。
惜しまれながら閉店したトニーローマ
「トニーローマ」は骨付きポーク・リブの専門店として、1972年にフロリダ州北マイアミでオープンし、今では世界で240店舗以上を展開するチェーン店です。
他店ではまねができないオリジナルな調理法と特製バーベキューソースで焼き上げた骨付きポーク・リブは、1987年の全米コンテストで1位に輝いた実績があります。
ハワイ初となるトニーローマがワイキキにオープンしたのは1980年のことで、その後アイエアやカハラにもお店がオープンし、ロコにも観光客にも人気のレストランでした。
しかし2006年にはカハラ店が、2018年にはアイエア店が閉店し、最後の一店舗となっていたワイキキ店も2020年10月、惜しまれながら40年の歴史に幕を閉じました。
2016年12月、クヒオ通りにあるヒルトン ガーデン インワイキキビーチ1階にオープンした「ファイヤーグリル」は、共にレストラン会社WDIが運営するトニーローマの姉妹店。
新型コロナで休業していましたが、2021年1月に営業を再開し、トニーローマで大人気だったメニューが楽しめるようになりました。
オープンするのはワイキキに3店舗目となるデニーズ
一方、カラカウアアベニューとパウストリートの角にあったトニーローマ ワイキキ店跡地は、閉店以来建物もそのままに金網が張られ、なんとも寂しい空き家の状態でした。
ところが、この空き家となっていた場所に「デニーズ」がオープンすることが発表されました。
デニーズは創業65年、全米に1600店舗を展開し、日本でも350店以上を展開するおなじみの大手ファミレスチェーン店。
現在ワイキキにはビーチ ウオークのインペリアル ホテル1階にあるレワーズ店と、カパフルアベニューとクヒオアベニューの角にあるホノルル店の2店舗が営業中。
新しい店舗がオープンすればワイキキに3店舗目のデニーズとなり、カネオヘ、ワイパフ、カポレイに各1店舗を加え、オアフ島で6店舗のデニーズが営業することになります。