手伝ってくれるのは嬉しいけれど、何だかいちいち恩着せがましい男っていますよね。さて、この様な男性は、どうしてわざわざ恩着せがましいことを言うのでしょうか。今回は、そんな恩着せがましい男の心理・理由とともに、上手な対処方法もご紹介します。

どうしてそんなに恩着せがましいの!?

あなたの周りに、恩着せがましい男はいますか? "恩着せがましい"と聞いて、頭の中にパッと知り合いの男性が浮かんだ方も多いのではないでしょうか。

そう、恩着せがましい男というのは意外と多いのです。 女性よりも男性の方がさっぱりとしていると思ったら、大間違いですよね。

「君の資料作りを手伝うために、休日を潰してしまった。」など、こちらが明らかに申し訳なく思うようなことを言ってくる男性がいます。 せっかくの親切も、その一言で台無しになってしまうことに気がついていないようです。

この様な男性は、どうして女性に対して、わざわざ恩着せがましいことを言うのでしょうか?

円滑にコミュニケーションをとるためにも、彼らの心理を知っておきたいですよね。

そこで今回は、恩着せがましい男の7つの心理と理由をご紹介いたします。 さらに、恩着せがましい男の上手な扱い方を習得するために、対処方法もいくつか載せていますので、ご参考にしてください。

恩着せがましい男の心理・理由 1.必要とされたい

恩着せがましい男の心理として、「人に必要とされたい。」「褒めてもらいたい。」ということが挙げられます。

女性に感謝されることによって、自分の満足心を満たしているのですね。 「あなたがいなければ、今頃大変なことになっていた。」や、「やっぱり、あなたに頼んで良かった。」などと言われたいがために、ついつい恩着せがましいことを言ってしまうようです。

自分は必要とされていると感じることで、プライドを保っているとも言えるでしょう。 そのため、自信が無い人の中に、恩着せがましい人が多く見られる傾向がありますね。

恩着せがましい男の対処方法 <必要とされたい男>

人に必要とされたいがために、恩着せがましいことを言ってしまう男性の扱い方としては、時々さりげなく声をかけてあげることをおすすめします。

「ありがとう。助かりました。」と先に言っておくことで、相手も少しは満足するでしょう。 この際に、あくまでシンプルにさりげなく、お礼を言うことが重要です。

もし、必要以上に感謝したり褒めすぎたりすると、勘違いさせてしまうことがあるのでご注意ください。 もっとあなたに褒めてほしいがために、恩着せがましさがパワーアップしてしまう可能性がありますよ。

恩着せがましい男の心理・理由 2.ケチな性格

恩着せがましい男性の心理として、そもそも人に恩を売るために行動している可能性が高いでしょう。

困っている人を見たときに、純粋に助けてあげたいと思うのではなく、「この人を助けておいた方が、後々自分が得をするな。」と、損得勘定をしているのです。 また、人にプレゼントなどを渡したり、飲み物を奢ってあげたりするときは、さらに高価なお返しを期待している可能性があります。

つまり、簡単に言うとケチな性格ということですね。 お金が絡む問題や、自分の労力が関係する問題では、さらにケチに磨きがかかります。

そのような理由から、何か手伝ってあげた後に、自分の努力をアピールするために恩着せがましいことを言いがちです。 ケチな男性は、自分が損をする結果になることが、絶対に許せないみたいですよ。

恩着せがましい男の対処方法 <ケチな性格の男>

ケチな性格の男の扱い方としては、自分も相手に対してシビアな態度をとることをおすすめいたします。

もし、いつも恩着せがましいことを言われ、そのたびにお返しなどをしていると自分ばかり損をしてしまうでしょう。

例えば、変わったお土産を買ってきてくれたとしても、毎回高級なお菓子を返していては大変です。 頼んでもいないのに買ってこられたのなら、毎回律儀に返す必要はありません。

さらに、自分がその男性に何かしてあげたときも、きっちりと恩着せがましいことを言っておきましょう。 「これ、行列のできるお店で買って来たんだよ。凄く大変だった。」などと教えてあげるといいですね。

恩着せがましいケチな男に対しては、自分もケチであることが最適な対処方法と言えそうです。

恩着せがましい男の心理・理由 3.余裕が無い

心に余裕が無い男性の中にも、恩着せがましい男は多いでしょう。

余裕が無い男性は、何をするにも容量が悪く時間がかかったり、人よりも大変な思いをしていたりすることが多いです。 そのため、自分がこんなにも苦労したのだから、当然感謝されるべきだという心理になり、恩着せがましくなってしまうのですね。

さらに、あまり周りが見えておらず、女性に恩着せがましいと思われていることすら気づいていない可能性が高いでしょう。 この様な男性は、性格がデリケートであることが多いため、周りがとても扱い方に困るタイプですね。

恩着せがましい男の対処方法 <余裕が無い男>

恩着せがましいことを言う、余裕が無い男に対する扱い方ですが、その男性に余裕を作ってあげることがひとつの方法となります。

まず、恩着せがましいことを言われる前に、その男性の作業をサポートしてあげましょう。 その男性の仕事が大変なのではなく、容量が良くないから時間がかかっているのだということを伝える手段にもなります。

さらに、女性に手伝ってもらうことで、自分の余裕の無さに気がつくきっかけになるかもしれませんね。

また、「そう言えば、〇〇さんはこれだけの量を一人で終わらせたらしいね。」と、さりげなく他の人の方が頑張っていることを教えてあげましょう。 これは、自分がどれだけ大変であったかをアピールしてくる、余裕の無い男性の扱い方として効果的ですよ。

恩着せがましい男の心理・理由 4.期待しすぎてしまう

恩着せがましいことを言う男の理由として、相手に褒められることを過度に期待している可能性が挙げられます。

自分の働きに対し、大きな感謝が得られるはずだと考えてしまっているのです。 そのため、思ったよりも女性から感謝してもらえない場合、「俺、こんなに頑張ったんだけどな。」や、「このプレゼント高かったんだけどな。」などと恩着せがましくなるのでしょう。

また、自信の能力や価値を過大評価している、ナルシストな男性も同様ですね。 「こんなに優秀な俺が手伝ってあげたんだぞ。」という心理から、他の人よりも褒められることを望んでしまうようです。

「他の人間が、自分と同等に扱われていることが許せない。」という心理から、恩着せがましいことを言ってくるのでしょう。

恩着せがましい男の対処方法 <期待しすぎてしまう男>

期待しすぎる男性の扱い方や対処方法ですが、適当に受け流すことをおすすめします。 いくら”優秀な俺アピール”をしていても、無視するくらいの態度をとっておきましょう。

理由としては、あまり褒めすぎたり感謝しすぎたりすると、さらに調子に乗ってしまうからです。

ただしこの様な男性は、本当に人手が必要な時に、扱い方次第でとても有能な人材になってくれる可能性があります。 「あなたにしかできない仕事なの!」と男性が喜ぶお願いをすれば、予想以上の働きを見せてくれるかもしれません。

ただし、その後にいつも以上に恩着せがましいことを言われることは、覚悟しておいてください。

期待しすぎる男性は厄介ではありますが、その時々で最適な対処方法を見つけて、上手に付き合っていきたいですね。